十湖奇行逸話 6 方廣寺の行在所
十湖の郡長時代に新居町にありたる行在所を、将来の保存を慮かり東海道唯一の霊場として皇室との御縁故最も深さ奥山方広寺へ移築奉安することに尽力せられ其筋の許可により移転して孤雲閣と名づけた行在所の建物は明治の初年車駕御東行の際、新居駅に新築したもので明治天皇の御駐泊ありたる明治維新に於ける遠州の記念建造物にして十湖の尊王崇佛の至誠は千古に輝かん。
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