« 十湖奇行逸話13 松實の利用癖 | トップページ | 十湖奇行逸話15 年始客を驚かす »

2015年7月14日 (火)

十湖奇行逸話14 翁の飯茶腕

     翁とじっこんなる某が翁の許へ成る日訪づれると翁夫妻が食事中で翁の日く「此の飯茶腕は尾張瀬戸の門人が初窯で焼いたもので中風が出ぬと云うて送ってくれたから毎日之れを用いている」と謂ふや列座の某が翁の高齢にあやかり長寿をしたいから記念にいただきたいといふと、そーかそれではお前に遣ろうと喫飯を了はると同時に夫人さのに洗はしめて呉れた翁の恬淡無欲なことは此の一事を以っても知れる

にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
にほんブログ村

| |

« 十湖奇行逸話13 松實の利用癖 | トップページ | 十湖奇行逸話15 年始客を驚かす »

十湖奇行逸話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 十湖奇行逸話14 翁の飯茶腕:

« 十湖奇行逸話13 松實の利用癖 | トップページ | 十湖奇行逸話15 年始客を驚かす »