十湖奇行逸話16 十湖の微苦笑
翁は官界を退いてから居村中善地に俳三昧で日を送って居られたが、豊西村は天竜川の沿岸地帯で常に水害被害を蒙るを座視するに忍びず奮然として起ち一年有半のうちに大小八十八の橋を架けたがその当時は物好きな位に見て其の便益を説く者はなかったがそれより二十年の後は始めてその便がわかり、翁の功労を説き橋の修繕にも協力一致して相努むるを見て、翁は「それ見たことかい」と銀髭をしごいて微笑された
| 固定リンク | 0
「十湖奇行逸話」カテゴリの記事
- 十湖奇行逸話 目次(2016.01.26)
- 十湖奇行逸話40 瓶中の白髭(2016.01.19)
- 十湖奇行逸話39 浜松で喜寿祝賀会(2016.01.12)
- 十湖奇行逸話38 十湖様のおかげ(2016.01.04)


コメント