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2020年3月29日 (日)

十湖と歌人河合象子の関係

 先日、私の知り合いのO氏から、十湖は気賀の歌人である河合象子と付き合いがあったらしいというのである。
 河合象子は遠州気賀の本陣が母親の出身で1835生まれ。幼いころから和歌を嗜み、のちに地元で「宮廷歌人」と呼ばれているらしい。
 十湖とは一回り違う年齢差で、どこで接点があったのかよくわからないのだが、十湖の友富田久三郎の遺品の中から象子のものと思われる短冊が出てきたのだ。
 しかもそれは富田久三郎夫妻に対しお礼と祝いの歌を詠んでいたものだった。
 ひっとしたら十湖とは関係なく、個人的な富田家の付き合いがあったとも受け取れるが、地元の十湖百句塚保存会の冊子からは3人が何らかの形でつながっていたような文章が綴られている。
 これは当ブログの中では全く触れてこなかったことであり、早速、河合象子の生涯について興味をもって着手してみようと思っている。

M42kisako

(「現代によみがえる報徳の絆」十湖百句塚保存会の冊子より)

 なお、くわしく河合象子の生涯を知りたい方は「月並み写真堂」のホームページ内においてPDFで紹介しているので、ご一読いただければ幸いです。

リンク先
 十湖外伝 歌人河合象子の生涯「雨後蝉」
月並み写真堂

 

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