「直虎」応援だるま市
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新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
かつて、この地方で有名な観音様を三つ上げるとしたら、一に鴨江観音、二に竜禅寺の十一面千手観音、三に地元の笠井観音様といって自慢した
ものだった。
年が明けて正月十日は笠井観音様の縁日にあたり、昔から「十日市」とよばれ、だるまを買って祈祷をしてもらう。
いつの頃からか地元の商店
会が中心となりこの縁日を盛り上げ「だるま市」と呼ぶようになったようだ。
例年この日は一年中で最も寒い日になるといわれる。
ありがたいことに善男善女の参拝者には、主催者から振る舞われる甘酒が体を温めてくれる
。
--- 今年一年福が来ますように
日時 平成27年1月10日朝9時から20時30分まで
場所 浜松市東区笠井町 福来寺境内
アクセス 駐車場は笠井リブロス、会場までシャトルバス運行
内容
屋外では出店、書家牧野良香氏特設コーナー。会館内は笠井のスケッチ展示、郷土のコーナーなど
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旧笠井郵便局の前身郵便取扱所が設置されたのが明治6年(1873)、それから40年後の大正8年、笠井郵便局として洋風局舎に改築された。
だがその郵便局も寄る年波には勝てず、昭和48年に笠井の通りから新築移転したため、この洋風局舎は利用されないまま現在まで笠井の通りに残っていた。
その行く末を安じていたところ、このたび修復され地域の住民にお披露目された。
外観は一部取り壊され、入り口は模様替えされたものの、姿かたちは変わらず室内も昔のフロアが保存されていた。ただ二階は居住区となり住人が住むことになっている。
これによって笠井の歴史的遺産は残ることになり、今後は様々な機会を通じ笠井の象徴として存在していくことを期待したい。
もちろん俳人松島十湖の思い出とともに。
(修復後)
(窓口カウンター)
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伊藤嵐牛といえば松島十湖にとっては若き日の俳句の師匠である。師匠亡き後嵐牛の俳号である白童子を継いだことでも知られている。
十湖が俳諧に目覚めたのは15歳の時、遠江国浜名郡有玉村(現在の浜松市東区有玉町)の俳人栩木夷曰の門をたたいたのが始まりである。
2年足らずで早くも頭角を現しはじめ、地域で知らぬものはなかったほど上達した。
ところが年号が慶応から明治と改元した十湖20歳の時、師が病没する不幸に遭遇した。
新たな師を求めて、このとき伊藤嵐牛の門に入ったのである。
新たな師のもとでは詩趣充実し、俳諧はますます磨きがかかっていった。
だが師弟の関係は長くは続かず再び師の没するのに遭遇する。
入門8年後の明治9年十湖28歳の時である。(このとき浜松県公選民会議員となり地域の有力者の中の一人となった)
亡くなる1年前には嵐牛の号白童子を継いでおり、遺言では小築庵橘田春湖に師事するよう伝えられた。
特別展を見てみよう。
江戸時代末期に活躍した掛川市出身の俳人伊藤嵐牛とその師弟らの資料を紹介する「ふるさとの俳人とその仲間たち」と題する特別展は掛川市大東図書館で8月から開催されている。
これを知ったのは先日の新聞記事でたまたま目に留まったからだった。
会場は一見して図書館の資料展示と云うより美術館や博物館にいるような錯覚に陥る。
施設設備の充実さに展示品が喜んでいるのではと思えるような重厚な感じがしたからだ。
嵐牛直筆の句集や日記、俳句の掛け軸、短冊などは主催者側の注釈を記して紹介している。
十湖の遺墨は「芭蕉から十湖まで」展示コーナーに短冊が一点のみ陳列ケースの隅に並んでいた。
ほかには嵐牛発句集を紹介しながら十湖の筆による句集の一部を紹介していた。
一通り展示を拝見し「・・・その仲間たち」と題する以上もっと弟子たちの詳細を紹介してもよかったのではと思ったが、嵐牛とのかかわりから紹介した十湖の短冊は見栄えこそしないが、師の追悼吟であったというから、それなりの位置付けがなされていたのだろう。
御魂こそ不老不死なれほととぎす
この特別展は掛川市立大東図書館にて10月12日(日)まで開かれている。
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普段手紙を出す時に使われるポスト。
何気なくさりげなく出すときもあれば、時にはポストの前で手を合わせ祈りにも似た願をかけて差し出すときもある。
こんな地元のポストが見る人によってはとんでもなく魅力的だったとは。
去る11月4日の地元新聞朝刊には「拝啓100年ポスト様」との見出しが躍っていた。
県内最古とされる丸型ポストは、かつて俳人松島十湖が住み慣れた浜松市東区笠井町にあった。
その現役丸型ポストが、3日からポスト愛好者の手によって修復されることになった。
住まいする人々にとっては郵便物を差し出すのにいつも使っている便利なものだ。
まさかこのポストが百年前に作られたものだとは、良くぞ残っていてくれたと感心している。
ポストは高さ135センチ、直径約40センチで重さ150キロという代物。
丸型で「POST]と英語の表記のないのが全国でも珍しいというのらしい。
日本の郵便事業は明治4年に遡る。当時は木の箱のポストだった。それが鉄や鋳物に変わったのが1901年(明治34年)だったらしい。
笠井町に郵便取扱所が設置されたのが明治6年だから十湖宗匠が差し出す郵便もこのポストを使ってたはず。
いやそうでもない。宗匠はいつも大量の郵便を差し出すので郵便局員が取りに来たとか、弟子が郵便局まで届けたとか。
ポストは既に愛好者の皆さんによって丹念に磨かれ、4日には化粧直しが終わり昔の姿に蘇った。
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8月18日(日)森町文化会館にて鈴木藤三郎の顕彰百年を記念して開催された講演会は会場一杯の参加者で盛況であった。
予想以上の参加に隣席の方に理由を尋ねたところ、随分と宣伝していたし文化協会の動員もあったけどと前置きし、「皆さん藤三郎には関心が有りますから、それでも思った以上の人の入りだわ」と返ってきた。
なるほど、町の偉人として町民の中に定着しつつあるのだとこちらは感心させられた。
出し物は基調講演とパネルディスカションいずれもそつなく進行し、始めて聞く藤三郎という人物を知ることができたことは有意義な時間であった。
会場ロビーでの遺品の展示も貴重なものを拝見でき参加した価値が一段と上がったような気がした。主催者の皆様お疲れ様でした。未来の藤三郎の出現に期待したい。
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先日知り合いから森町の偉人鈴木藤三郎の講演会があると案内された。
日時は平成25年8月18日(日)午後1時30分から森町文化会館大ホールで行われる。
今年で藤三郎は没後百年を迎えるため地元森町では今回のイベントを企画したという。
さて、わが郷土の俳人十湖宗匠にとっては彼をどう思っていたのだろうか。
両人による逸話も残っているが、衆議院議員までなった鈴木藤三郎を一目置いていたのではないかと思う。
詳しい資料は持ち合わせていないので推測でしかないが、少なくとも財界人として報徳社への貢献度は、いつも金が無い十湖にとってはうらやましい限りではなかったか。
十湖が65歳になった大正2年9月4日のとき、盟友大日本製糖社長鈴木藤三郎は癌のため死去した。58歳という早い旅立ちであった。
郷里森町で挙行された告別式では十湖も参列し、句を詠んで永眠を悼んだ。
君一人逝いて天下の秋の暮
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今年の二月地元中日新聞に下記のような記事が掲載されていた。
松島十湖たたえ記念碑建立 東区で地元保存会員ら除幕式 |
「明治から大正期に活躍した俳人松島十湖(じっこ)(一八四九~一九二六)の記念碑が、故郷の浜松市東区豊西町にある十湖百句塚に建立された。地元の十湖句碑保存会と、十湖を通して親交を深める鳴門幻住庵保存会(徳島県鳴門市)の共同事業。二十二日に除幕式があり、両保存会員や行政担当者ら二十五人が出席し、俳句文化を後世に伝えていこうと誓った。 鳴門幻住庵保存会は、阿波の俳人幻住庵潮汲宗匠の伝承に力を入れる。十湖と同郷で富田製薬(鳴門市)を創業した富田久三郎氏が、十湖と幻住庵二世を引き合わせた経緯があり、十湖句碑保存会と交流を続ける。」以下略 |
かつて俳人松島十湖がそうであったように新聞の記事は貴重な情報源であると。
当事者間でなければ知り得ない情報がここでは語られ読者に知らされていた。
この記事は私にとってもまったく知りえない内容であった。
鳴門へ出て出世した浜松市東区市野町の富田久三郎氏との交友関係は理解できるが、さらに俳人同士の交友までは未知であった。とはいえ全国を俳諧行脚した十湖には何処の地でもありうることであり、うれしい限りである。
十湖と富田との交友関係は前回このブログで紹介したが、それは十湖発句集の中の年表で知りえた範囲内の事でちょうどこの新聞記事とも動機は合致したのである。
当ブログの趣旨からするとスポットを当てたい人物はやはり久三郎でありその生き様と十湖との関係をもっと深く知りたいと云うのが本音だ。
過去歴を遡ってみたところ、最大の協力者として久三郎の名が出てきたのは十湖晩年の顕彰銅像の建設のときであった。今後はこの部分から紐解いていこうと思う。
(つづく 毎週金曜日)
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