タイトル画「渋温泉郷」(日本画)
瀬在欽采画伯の大正時代の日本画である。額は175cm×160cmと大きい作品だ。
タイトルとしての掲載には大きすぎて全てはできないので、一部のみ切り取ったものである。
瀬在欽采展の作品解説によれば
「地獄谷野猿温泉と知られている渋、湯田中温泉郷を描いたものである。長野オリンピックの志賀高原入り口でもあり、北斎句碑めぐり、厄除け外湯巡り等ができる。この絵は今の渋温泉とは想像もつかないほど変わっているが、やはり温泉郷としてのなごりは歩いてみるとわかる。 ここでは信州の日本画に大きな役割を果たした児玉果亭画伯を生んだ地でもある。」
情緒ある渋温泉郷の雪景色は風情があり、欽采画伯の画の中でも個人的には好きなものである。今後部分のみでもタイトル画として紹介していこうと思う。
(渋温泉郷)