タイトルバーナー(画)

俳人である瀬在欽采画伯の絵画

2022年12月 3日 (土)

タイトル画「渋温泉郷」(日本画)

 瀬在欽采画伯の大正時代の日本画である。額は175cm×160cmと大きい作品だ。
 タイトルとしての掲載には大きすぎて全てはできないので、一部のみ切り取ったものである。
 瀬在欽采展の作品解説によれば
「地獄谷野猿温泉と知られている渋、湯田中温泉郷を描いたものである。長野オリンピックの志賀高原入り口でもあり、北斎句碑めぐり、厄除け外湯巡り等ができる。この絵は今の渋温泉とは想像もつかないほど変わっているが、やはり温泉郷としてのなごりは歩いてみるとわかる。 ここでは信州の日本画に大きな役割を果たした児玉果亭画伯を生んだ地でもある。」 

 情緒ある渋温泉郷の雪景色は風情があり、欽采画伯の画の中でも個人的には好きなものである。今後部分のみでもタイトル画として紹介していこうと思う。
Sibonsengenga
                     (渋温泉郷) 

 


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2022年10月 8日 (土)

タイトル画「四季の月」

 画家は云うまでもなく十湖を俳句の師と仰ぐ画人瀬在欽采である。
 瀬在欽采は十湖門人、和楽園欽采と称し信濃の衣里川社中に属し主幹俳人として活躍をした。
 明治38年9月、十湖は姥捨の月を観ようと瀬在家に滞在して連歌をはじめ多くの作品を残した。

 このタイトル画「四季の月」は大正12年の額絵作品である。
 前回の画「ぶどう」と同じく横の山水がは珍しいという。
「四季の月」
Kinsai009

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2022年5月 9日 (月)

タイトルバーナー「石楠花」

 今回のタイトルバーナーは画ではなく写真の石楠花(シャクナゲ)の花である。
 磐田市森町にある遠州一宮小国神社の境内に5月頃から咲き始め、参拝に訪れる善男善女の眼を楽しませている。
 十湖の弟子である鈴木黄鶴もこの花が好きで、画の道へ進むきっかけを作っていた。 
Syakunage01_20220508165801  

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2022年1月20日 (木)

タイトル画 「ラッセル車」

  瀬在欽采による「ラッセル車」昭和の作品 日本画で、175×150cm
 ラッセル車は雪掻車といい、前頭部はスキー形をしている。ロータリー車は、回転雪掻き車といい雪を搔き込んで羽車ではねとばす、雪の多い地方では今でも使用されているが、最近では鉄道施設そのものに工夫がありすくなくなっている。(作品解説は瀬在欽采展資料より)

Rasseru

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2021年8月31日 (火)

タイトル画 ぶどう

瀬在欽采による「ぶどう」画で、34×120cmの横の山水

Kinsai001

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2021年2月15日 (月)

タイトル「松竹梅」

今回のタイトルバーナーは作者欣采による欄間額の画である。
大正3年に画かれたもので、額装 74×180cm。
ほかに昭和2年には同様の襖絵を描いている。

(松竹梅)
Umetomatu

 

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2019年6月 7日 (金)

タイトル「山水」

作者欣采による画である。
大正12年に画かれたものだが、横の額絵は珍しい。
ほかに「ぶどう」「四季の月」がある。

Kinsai010s

 

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2019年3月 2日 (土)

タイトル「花鳥粉本」

 3月のタイトルの画は「花鳥粉本」昭和3年の作品である。
 長さ15mの巻物で3日間かけて描いたという。
 このころ詠んだ句に

  堆積の古葉潜りて初蛙 欽采

Kinsai007s

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2019年2月27日 (水)

月と梅

 2月のタイトルバーナーは瀬在欽采画伯の「月と梅」である。
 欄間額24×120cm 昭和の作品である。
 
Kinsai03_2
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2019年2月25日 (月)

タイトルバーナー画の紹介

 タイトル画は十湖の門人であり、画人である瀬在欽采画伯の作品である。
 明治38年9月姥捨の月を見たいと初めて信州へ訪れた十湖が、瀬在家に滞在して連歌をはじめ、多くの俳句や句碑を残した。
 以来、瀬在家との縁が続き、欽采画伯が十湖の肖像を描いたこともあった。(下記の画)

 当ブログでは欽采画伯との交流を描いたもので「姥捨紀行」を今後紹介していくつもりであるが、それに先立って欽采画伯の画を拝写して、当ブログのタイトルバーナーに載せていくつもりである。
 このことを通じ時代を超えて十湖との親交を深めることができれば幸いである。

(瀬在欽采画伯の画いた十湖翁の肖像)
Syozoga

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