令和5年10月の作業
今月は小菊盆栽も最終仕上げの時になりました。
今さら整枝をするといってもなかなか思うようにはなりませんが、大会に出品できそうなものがあれば、見栄えが良くなるよう化粧をしてみます。
(作業内容)
1 前月に引き続き2回目のBナイン散布
2 整枝して最後の仕上げ
3 一芽一花の調整
4 化粧鉢への植え替え・苔張り
5 来年用育成苗は蕾の除去
(直幹仕立て作業途中)
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今月は小菊盆栽も最終仕上げの時になりました。
今さら整枝をするといってもなかなか思うようにはなりませんが、大会に出品できそうなものがあれば、見栄えが良くなるよう化粧をしてみます。
(作業内容)
1 前月に引き続き2回目のBナイン散布
2 整枝して最後の仕上げ
3 一芽一花の調整
4 化粧鉢への植え替え・苔張り
5 来年用育成苗は蕾の除去
(直幹仕立て作業途中)
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いよいよ小菊盆栽の最終仕上げの月を迎えました。
菊同好会の仲間の中には例年よりも真剣な面持ちで仕上げ作業に熱くなっているようです。
それというのも今年は県内で菊連盟の大会があるというので、それへの出品を目指しているのです。
下々のものは関係はないので傍観ですが、出品する以上は成果を持ち帰ってほしいですね。
今月の作業内容は
1 蕾へのBナイン散布
2 整枝して最後の仕上げ
3 一芽一花の調整
4 化粧鉢への植え替え
コケの支度をしなくては・・・
5 来年用挿し芽苗の蕾の除去
菊花展への出品作品は元葉の処理、針金撤去を忘れないようにします。
出品する場合は最後まで気を抜かないよう心掛けておきます。
また、台風が通過するとの報に、菊鉢を安全なところに置くか検討中です。
菊は今が一番大切な作業工程をするときで、10月は下記のとおりの作業内容です。
作業内容
①9月に続き2回目のBナイン散布
②整枝の仕上げ
③一芽一花の調整
④化粧鉢への植え替え
Bナインは・・・1000倍液を散布(展着液に混ぜる)
整枝の仕上げ ・最後の仕上げは花芽の元葉をとる
1芽に蕾が多数ついていれば、とって一芽に1花にして出品する。早く咲きそうな花があれば脇の蕾を残すなどして調整する。
化粧鉢への植え替えは根を半分以上切り詰めるので菊にダメージがかかるため、植え替え後は活力剤で腰水をする。
などの注意が必要です。
(菊鉢各種)
10月には蕾が出てくるので蕾の数を整理します。
ことしはシェードをしなかったため大会出品までに開花してくれるかどうか心配ですが、一芽に一花が原則なので花を揃えるために最後のBナインを散布します。
月末までには化粧鉢への定植をして開花を待ちます。
直幹仕立てには丸鉢を用意して、木・岩付けは角鉢でも深めを選んでおきます。
それ以外は下記のとおりです。
記
1 化粧砂の用意
富士砂と赤玉小粒を混合し化粧砂とします。
2 コケを収集
3 来年用苗のさし芽の実施
4 すでにさし芽をした苗の蕾はすべて取る。根の老化を防ぐため。
5 Bナインの散布は月初めに1回実施。花首を短くするため
手塩にかけた小菊盆栽の栽培は、とうとうゴールが見えてきました。
まずもってしなければならない菊花展出品用に、化粧鉢への植え替えを続けています。
さて、その作業を終了して見直してみると、化粧鉢の汚れが気になります。
前日植え替えたものは、作業終了後小菊全体に水をかけ、鉢の汚れを取り除いたつもりでした。
しかし、乾いた鉢を確認すると、水をかける前と変わらず汚れが付着しているようです。
どうしたものかと汚れ落としの方法をWebで調べてみると、椿油を鉢に塗ると効果があるらしいという情報を得ました。
早速、家人に椿油があるか訊ねると、
「そんな高価な油はありません」
と、ぴしゃりおっしゃいます。
「ないけど顔に塗る化粧オイルはある」
と云うので椿油と品質的に変わらなければ使ってみることにしました。
オイルを布に浸み込ませて鉢の表面を拭いてみると、意外や新品同様にきれいになりました。
鉢が美しければ盆栽も見栄えが良く、出品前の一手間が成せる業であることに感心したしだいです。
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植え替え方法は岩付けと変わりありませんが、直幹だと木の配置が気になります。
下記の図の場合は、1の枝が左側ですので植え替え時には鉢の右に寄せています。
写真の菊鉢は一の枝が右に伸びていますので、植え替えは鉢の左へ寄せます。
全体の整枝は未完のままで植えてあるので、破蕾後に全体のバランスを見ながら修正していきます。
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この作業がやはり最も楽しいでしょうね。
化粧鉢へ植え替えて、まずもって盆栽の見せ方を考え日陰部分にコケを張る。
既にコケは用意したのであとは張り方だけ。
いつもならこのまま張るだけで最後に化粧砂でお化粧をするのだが・・・
出品中にコケに元気が無くなってきて、色が変わりつつあるというのが定番です。
以前水コケを下に敷いたこともありましたが、これは失敗。
毎日水をやるわけではなかったので結果は同じでした。
そこで今年は考えました。
コケの下にピートモスの湿らせたものを張ることにしました。
先日、テレビの園芸番組で盆栽にコケを張るとき、ピートモスを利用していたからです。
早速、小菊盆栽のむき出しの土の上に湿らせたピートモスを敷き、その上に土付きのコケを押し付けて張りますと、いたって具合がよろしい。
コケがピートモスになじんでいくような気がするのです。
でも結果は数日後どんなふうになっているのやら、出品までは日がありますので様子を見ることにします。 写真は少しばかりコケを盛りすぎかな?
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破蕾したら化粧鉢への定植をしようと思っていたのですが、とりあえず試験的に石付けを定植することにしました。
用意したのは丸型の深鉢、育成苗。
植え替え方法は育成用の鉢から苗を取り出すことから始めます。
次に植え替え用の鉢の大きさに根を揃えるため、苗周りに切込みを入れます。
苗を取り出したあとは底根を鉢の深さまで切り揃えます。
植え方は直幹と同じように中心を避け、鉢縁は根元より低くなるように見せます。
コケは枝下の影になりそうな部分に付けます。
最後の仕上げは空いている部分に化粧砂を敷きます。
大きな石付けの場合は定植後動かないように、針金を鉢底穴から出して根元に括りつけ安定させます。
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化粧鉢を用意したので、化粧砂を準備します。
赤玉土の小粒と富士砂の小粒を半々で混ぜたものを利用しますが、市販の富士砂は粒が大きいのでハンマーでつぶします。
この作業がなかなか大変で、例年途中でやめてしまい富士砂の割合を、赤玉4に対し1程度にしてしまうこともありました。
出品する花には気を使いますが、個人が楽しむだけなら妥協します。
花が美しく咲いてくれれば問題はありません。
前回、元葉取りの際、葉に蜘蛛の巣があったと書きましたが、また見つけました。
余程、農薬が効かないとみえて、害虫は元気に過ごしていたようです。
蜘蛛の巣のように見えたのはアオムシの幼虫で、さなぎになろうとしていたのでした。
大菊と違って、小菊は葉が食べられても、いずれむしってしまうので大勢に影響はありません。
しかし、病害虫の対策には今後万全を期すよう反省点が見えてきました。
(アオムシ登場)
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