12月作業

2023年12月 5日 (火)

令和5年12月の作業

 先月は大会が終了し、後片づけから何かと忙しく体調を崩してしまいました。
 大会の結果が良かったせいか、ホッとしたのも要因だったようです。
 さて、やっと落ち着いてきたので育成場所を見渡してみると、まだまだやりぱなしの作業が目白押し。
 大菊の栽培にも力を入れたせいか、来年は作業効率を上げる方策を考えながら栽培しないと体がもたないことがわかりました。
 それに年嵩が増し、大菊の鉢が重く感じられるようになってきたし無理は禁物です。
  (今月の作業内容)
 先月開花を終えた鉢は花殻を処分して冬至芽の出やすい環境づくりをしたはずですが、今年最後の作業はその上での作業ということになります。

①直幹仕立ての挿し芽の準備と実施
 丸作りにしておいた親木に冬至芽が出ればさし芽を1月には実施できるように挿し芽床の準備をする。
  今年は昨年に引き続きフレーム内なら保温なしでもできた。
②各種仕立て別新芽(冬至芽)の利用
今年咲かせた鉢は親木として新芽の出を待ちそれを育成する。
 親木の根際に出た新芽は3cm程度に伸びたら親木を切除する。
 筒植え用する場合は新芽を切り取り筒に入れ、施肥をして生長を待つ。
③水のやり過ぎに注意し、冷え込みが厳しくなったら苗をフレーム内で管理する。

(冬至芽の発生の現状)
 3年がかりで種まきをして育てた苗。岩桜と白花の苗を交配したもの
Toujimehassei



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2022年11月27日 (日)

令和4年12月の作業

  今年は未だに満開で散りゆくまで見届けたいけど、来年のことを思うと処分するのが必至です。
 全国大会を見聞してきた知り合いが盆栽の太さに驚いていました。
 来年は木も根も大きく太く作っていけるよう新たな気持ちで取り組みたいですね。
 12月の作業内容
 ①直幹仕立ての挿し芽の準備と実施
  新芽の出具合で決まりますので、出が悪ければ1月以降にする。
  昨年はフレーム内なら保温なしでもできたので、さし芽床の準備をしておく。
 ②今年咲かせたものは親木として、新芽が出たら木付け石付け仕立てをする場合は根を傷めないように植え替えて施肥をして管理する。
 ③模様木仕立てにする普通盆栽用の苗は親木の根際に出た新芽が3cm程度に伸びたら親木を切除する。
 ④6月以降にさし芽をした筒植え用の苗は筒に入れ、施肥をして生長を待つ。
 ➄水のやり過ぎに注意し、冷え込みが厳しくなったら苗をフレーム内で管理する。

 Mankai_20221126152801

 

 



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2021年11月30日 (火)

令和3年12月の作業

 小菊盆栽は出品時には開花が間に合わず、終盤で花の種類がわかる程度の咲きかたでした。
 反省点が多くその原因を突き止めなくてはいけません。 
 さて今年最後の作業はその反省点を踏まえ、来年につなげていきます。
 ①直幹仕立ての挿し芽の準備と実施
  ことし6月以降さし芽をした親木は新芽の出具合で決まりますので、出が悪ければ1月以降にする。
  昨年はフレーム内なら保温なしでもできたので、さし芽床の準備をしておく。
 ②新芽(冬至芽)を利用し各種仕立てにあう苗つくりの実践
  ・今年咲かせたもの苗を親木として新芽(冬至芽)の出を待ち、仕立て方に関わらず新芽の根を傷めないように植え替えて育成する。
  ・模様木仕立てにする普通盆栽用の苗は親木の根際に出た新芽が3cm程度に伸びたら親木を切除する。
  ・9
月以降にさし芽をした筒植え用の親木から新芽が出たら切り取り筒に入れ、施肥をして生長を待つ。
 ③水のやり過ぎに注意し、冷え込みが厳しくなったら苗をフレーム内で管理する。
(冬至芽の出具合)
  冬至芽が3cm以上に伸びたら②の作業開始します。既に親木は切除済です。
Tojiker3
 

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2020年11月29日 (日)

令和2年12月作業

 今、花殻ばかりがに枝に残っています。
 中には風情を感じさせる盆景もあるのですが、所詮散りゆく花びらです。
 開花が遅かったせいもあり、月末まで花がもちました。
 さて12月の作業ですが
 ①直幹仕立ての挿し芽の準備と実施
  新芽の出具合で決まりますので、出が悪ければ1月以降にする。
  昨年はフレーム内なら保温なしでもできたので、さし芽床の準備をしておく。
 ②今年咲かせたものは親木として、新芽が出たら木付け石付け仕立てをする場合は根を傷めないように植え替えて施肥をして管理する。
 ③模様木仕立てにする普通盆栽用の苗は親木の根際に出た新芽が3cm程度に伸びたら親木を切除する。
 ④9
月以降にさし芽をした筒植え用の苗は筒に入れ、施肥をして生長を待つ。
 ➄水のやり過ぎに注意し、冷え込みが厳しくなったら苗をフレーム内で管理する。
(開花後の現状)
 Karebonsai

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2019年12月 3日 (火)

令和元年12月の作業

 今年の小菊盆栽は開花が遅かったので、まだ花が咲いています。
 もったいなくて未だに鑑賞しているのですが、そろそろ処分しなければなりません。
 蕾が随分と残り、おそらく咲かずに終わってしまうのではないかと思うけど、旺盛な葉の中に埋もれてしまっているのです。
 1枝1花の原則を守ればきれいに咲いたと思ったのですが原因追及は来年の課題です。
 さて今月の作業ですが
 ①直幹仕立ての挿し芽の準備と実施
  新芽の出具合で決まりますので、できる状態でなければ1月以降にします。
  ただし、室内で保温することを見越して準備していきます。
 ②今年咲かせたものを親木として、新芽が出たら木付け、石付け仕立てをする場合は根を傷めないように植え替えて施肥をして管理する。
 ③模様木仕立てにする普通盆栽用の苗は親木の根際に出た新芽が3cm程度に伸びたら親木を切除します。
 ④9
月以降にした筒植え苗は筒から出して新芽を確認し成長していれば、施肥をして生長を待つ。
 ➄水のやり過ぎを注意し冷え込みが厳しくなったら苗をフレーム内で保温管理する。
 Tenpo
😞
(仕立ての手抜きにより花の咲き具合に乱れ?)

 

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2018年12月28日 (金)

今年の作業反省点

 年末を控えて、今月実施する作業を振り返ってみました。
 まず、開花後の古土をバスアミド剤で消毒し、15日後にガス抜きをして保存しました。
 この古土はふわっとしていて、水はけがよさそうです。
 次に腐葉土の発酵作業について、先月から始めて既に200リットル分仕込みました。
 最初に仕込んだものは1回目の切り返しを行いました。
 あとに残った作業といえば新芽の到来を待つばかりです。
 それから石付けした石の清掃と修復です。
 石つけ用にした石の土落としと発砲スチロールで作った模造の石の修復です。
 いつの間にか土台である発泡スチロールも鉢同士が重なって欠けてしまったものや、色が剥がれて白い土台が見えているものもあり、修繕が必要です。
 新芽が出れば、いつでも定植可能になるよう土や鉢、それに石と準備しておきます。

Mozoisi
(模造の石)

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2018年12月26日 (水)

木・石付け用苗に新芽

 9月の挿し芽苗を筒植えにしてから、いつ 新芽の出るかを心待ちにしていたところ、やっと出てきました。
品種によって出方が悪いものもありますが、特定の品種に限り納得です。
いずれも早咲の花だったものですから。
年明けには発根の状況をみて、石か木につけて植えていきます。

Photo_2

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2018年12月14日 (金)

冬至芽の出具合

 急に寒さがぶり返し、外作業は敬遠気味になってしまいました。
 それでも1日おきに水遣りをしていると、菊も応えてくれるのでしょうか。
 冬至芽がちらほらと出てきました。
 早咲の小菊はそれなりに冬至芽の出が早いようで、出具合は種類が影響するようです。
 ちなみに早咲だったのは「葵の輝」、「神代の桜」で、冬至芽の出具合がやはり早いようです。 
 そのほかの小菊は出方が幹だったり、枝や根元だったりですが、成長具合を見て苗として植え替えます。
 直幹仕立てにするものは、早ければ年内中にさし芽をしたいと思います。

Tojimederu

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2018年12月 5日 (水)

古土の消毒

 花が終わって鉢を片付け始めると、毎年古土を再利用するために土の消毒をします。
 消毒に使う農薬名はバスアミド粒剤。
 もうかれこれ3年位使っていますので、やるとやらないでは、効果が違います。
 最初のころは鉢底石を除いていましたが、最近では面倒なので一緒に消毒をしてしまいます。
 消毒の方法は決して難しいものではないので過去のページ「古土の消毒で再利用」を参考にして行っています。

作業を図式にしてみると、下記のとおりです。
Basuamido

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2018年11月30日 (金)

30年12月の作業

 今年は作業も大分慣れてきたので、例年12月に実施していた工程も11月には既に済ませてしまったものもあります。
 古土の消毒、枯葉の収集などは作業の成り行きで行いました。
 そこで改めて12月の作業をまとめてみます。
 ①直幹仕立ての挿し芽の準備と実施
  新芽の出具合で決まりますので、出来る可能性があれば行うが1月でも十分間に合う。
 ②普通盆栽用の苗は新芽を確認。
   11月中に親木の根際に出た新芽が3cm程度に伸びたら親木を半分に切る。
 ③筒植え苗は筒から出して新芽を確認
  ④水はやり過ぎないこと。冷え込みが厳しくなったら苗をフレーム内で保温管理する。

(いまだに咲き誇る北斗の街)
Hokutonomachi

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