2月作業

2023年2月 2日 (木)

令和5年2月の作業

 今週は風で破れ放題のビニールハウスの修復に手間取り、菊の作業はほったらかしになっていました。
 何んとか明日までには奥行き6mほどのハウスが復活しそうです。
 すでに実施したさし芽の苗も外見では成長の様子は見られません。
 辛うじて葉が少々残っている程度です。
 室内で暖房を入れているので根だけは生長しているはずなので素鉢への植え替えを予定しています。

 さて2月の作業内容ですが、直幹用のさし芽を中心に作業を展開していきます。
 作業内容
①発根したさし芽苗はポット植えをする。
②前月に引き続き冬至芽のさし芽を実施。
③現にポット植えの苗は平鉢に植え替え、根を露出させて太くする。
 根を露出させる方法は植え替え時に台座を置き根を土面より高く植える。
 盛り土の代わりに発泡スチロールで作った台座を利用する。
④今月末までに土、苗の消毒を実施。石灰硫黄合剤かマシン油を散布。
Teisyoku_20230202165401

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2022年1月31日 (月)

令和4年2月の作業

 今年は例年よりも作業が遅れています。
 冬至芽がどの鉢からも丈夫なものが出てこないのです。
 去年咲かせた石付け仕立ての根元に、やっと小さな葉をつけた芽が見受けられる程度で模様木も同様の状態です。
 さし穂にするにはかわいそうです。
 さて、2月の作業はなんとか無駄なく確実に苗を育てる必要があります。
 作業内容
 ①さし芽の実施
  根を出させるためには温度が10度以上、日中だけでも保温状態になるフレーム内で育て、さし芽床は発泡スチーロールを使用します。
 ②さし芽苗、冬至芽苗の根の整理
 元気に出てきた冬至芽があればポット植えにして育成します。
 既にポット植えにした苗は、根が多数出てきたら根の本数を5~6本に整理して、八方に広げ5号鉢の浅鉢等に定植します。
 ③木付け・石付け仕立て用の苗の植え替え
  根の状況を見て実施しますが、無理をせず3月にします。
  気温が安定してから行った方が定着しやすいので、彼岸前後を予定しています。
 ④苗への施肥
  12月にさし芽をした苗も相変わらずポットの中で成長が止まった状態です。
  今月には根が動きますので、乾燥肥料や液肥を与えていきます。

20202
(2020.2.23の芽の出具合)

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2021年2月 2日 (火)

令和3年2月の作業

 1月は予定の作業がままならぬうちに過ぎ去り、もはや2月の節分になってしまいました。
 さて、今月の作業内容は前月できなかったことを中心に菊の生長具合を見ながら進めていきます。
 ①さし芽の実施(今年の直幹仕立て用)
  加温でやるならいつでもできますが、目下無加温で根を出させようとしています。
 根が出るためには温度が10度以上必要といいますので、日中だけでも保温状態になるフレーム内で育て、さし芽床は発泡スチーロールを使用します。
 ②さし芽苗、冬至芽苗の根の整理(昨年9月にさし芽をして冬至芽の出たもの)
  既にポット植えにした苗は、根が多数出てきたら根の本数を5~6本に整理して、八方に広げ5号鉢の浅鉢等に定植します。
 ③木付け・石付け仕立て用の苗の植え替え
  筒植えにして屋外で管理中のものは根の状況を見て植え替えますが、冬至芽が貧弱でしたら無理をせず3月にします。
  気温が安定してから行った方が定着しやすいので、彼岸前後を予定しています。
 ④苗への施肥
  今月には根が動きますので、乾燥肥料や液肥を与えていきます。


(昨年1月の場合)
12/24加温でさし芽を実施し、写真は1/9にポット植えしたもの 
今年は未ださし芽ができていない。
Sasimenae01pot_20210202155001


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2020年1月26日 (日)

令和2年2月の作業

 例年より早くからさし芽作業を開始したので、これからは次の段階に入ります。
 土づくりもそれなりに進んでいて、あとは冬至芽の出具合だけが気になるところです。
 2月は生育が活発になる時期ですので、今の思いよりも忙しくなりそうです。
 作業内容
①発根したさし芽苗はポット植えをする。
②前月に引き続きフレーム内で冬至芽のさし芽を実施。
③現にポット植えの苗は平鉢に植え替え、根を露出させて太くする。
 根を露出させる方法は植え替え時に台を作り土面より高く植える。
 過去には発泡スチロールで作った台座に乗せて植え替えたのですが、根に土を掛けたためにそのことを忘れそのまま成育させてしまったことがありました。これでは根は太くなりません。反省です😞

(過去のやり方)
 発泡スチロールの台座(盛土の代用)
Ueka01
(今年の場合)
植え替え後

Morituti
今年は根を露出するため発泡スチロールの台座だけでなく
けと土で盛り土をしてみようと思います。




 

 

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2019年2月27日 (水)

2月作業の顛末記

「土こうじつくり」で1ヶ月の期間、我家の1室を占有していました。
 おかげさまで順調に作業が展開でき喜んでいたのですが、そう思っていたのは当事者だけで、我家の住人からは猛反発となってしまったのです。
 来年からは、屋外での作業を強いられることになるでしょう。
 理由は発酵時のにおいの室内充満です。
 発酵がうまくいって香りが充満したのだが、これがいけない。
 住人には悪臭でしかなかったようで今では反省仕切りです。
 さて、相変わらず新芽が出てきません。
 かろうじて一部の品種のみヒコバエが出てきたので、ポット植えをしたら発根がいいようです。
 早くから「ネフレッシュ」を利用したことに効果があったです。
 今日は少し暖かくなったので、路地植えの古木に液肥を施します。
 忙しくなるのは来月早々になるのかな。
 早く新芽よ出てこーい!

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2019年2月 5日 (火)

31年2月の作業

 土こうじつくりをしていたら、2月になっていました。
 当作業も順調にいっているので間もなく完成です。
 さて、今月の作業内容は天候と菊の生育まかせですが、次のとおりです。
 ①さし芽の準備
  根を出させるためには温度が10度以上、日中だけでも保温状態になるフレーム内で育て、さし芽床は発泡スチーロールを使用します。
 ②さし芽苗、冬至芽苗の根の整理
  既にポット植えにした苗は、根が多数出てきたら根の本数を5~6本に整理して、八方に広げ5号鉢の浅鉢等に定植します。
 ③木付け・石付け仕立て用の苗の植え替え
  根の状況を見て実施しますが、無理をせず3月にします。
  気温が安定してから行った方が定着しやすいので、彼岸前後を予定しています。
 ④苗への施肥
  12月にさし芽をした苗も相変わらずポットの中で成長が止まった状態です。
  今月には根が動きますので、乾燥肥料や液肥を与えていきます。
 (12月末さし芽のポット植え状況)
12sasime

(ウド芽の状況)
Udome31_3


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2018年2月26日 (月)

1月29日無加温さし芽の結果

 1月29日に実施した無加温での挿し芽は2月25日ポット植えしました。
 発根状況は1㎝程度の根が数本、しかも今回は太いものです。
 前回12月のさし芽では、メネデール100倍液を用意して一旦切り口を浸してから、さし芽をしたのですが、今回はオキシベロンを使用しました。 
 挿し穂は2㎝に満たないものでも、このやり方で25日後には十分発根させることができました。
 もちろん無加温で実施し、さし芽本数のほぼ7割がポット植え可能になりましたが苗の状況はさし芽した時と変わりません。
 さし芽床は前回利用した発泡スチロールの箱を再利用利用して少しでも保温効果を期待したのに先輩たちの加温の状況を見ると、やはり苗が大きくなっていますので、加温するのがベターなのかと思います。

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2018年2月25日 (日)

筒植え新芽の木・石付け

 昨年9月のさし芽苗は一部筒植えにしてありますが、親木は枯れて冬至芽(新芽)が出てきました。
 どの程度の発根状態か気になり取り出したところ、木付・石付き用には十分の長さと太さです。
 あわててやらなくてもいいのに筒から出してしまったので根を整理して石付けをしてみました。
 土は消毒した古土に腐葉土を混ぜて水はけ良くし、施肥はせず水やりだけにして、1週間ほど風のあたらない日陰で管理します。
 それでも根を切ってしまったので、生長するかどうか心配です。
 根元には乾燥を避けるためにミズゴケを巻き、露出の根には黒ビニールで覆っておきました。

(石付け)
Sinnmeisituke00

(木付け)
Sinnmeisituke01_2



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2018年2月24日 (土)

挿し芽苗の定植(模様木仕立て用)

 前回普通盆栽の定植をお知らせしましたが、このときは筒植えと直幹にして植え替えました。
 今回は模様木や懸崖用に根元に曲をはじめてつけるための植え付けです。
 基本は苗を斜めに寝かせるだけのことですけども、寝かせる方向を考えてみました。
 まず根元の根の本数を減らしながら、根張りを見てみます。
 すると、中には太い根が張っているものがありました。
 この根の反対方向に苗を寝かせてみます。
 こうすれば将来、生長した姿はきっと安定感のある姿になるはずです。
 植え替え後は1週間程度日陰に置いて、活着したら乾燥肥料を小さじ1杯程度を2か所に施し予定です。

Syakan
※根元に土をかぶせてありますが、斜め植えが落ち着いたら土をむき出しにします。
 うど芽も出ていますので、仕立て方法を考え、切り取るかどうかは今後の判断です。



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2018年2月22日 (木)

発酵作業を振り返って

 寒い時期ではありますが、コメヌカに発酵剤を混ぜ発酵コメヌカを作り、そのコメヌカを使って赤玉土の発酵をしてきました。
 これら一連の作業を「発酵作業」といい、菊の土づくりには有効なものであると思っています。
 この発酵作業は素材に酵素を繁殖させる作業であり、酵素の繁殖によって発酵熱が発生します。
 再び赤玉土の発酵を試みたら、2日目には52度の発酵熱温度となり、さらに明日まで待てず9時間後に温度を測ってみたら60度を示していました。
 2日目には切り返しをしたので酸素を取り込み、その効果があったのでしょう。
 発酵作業は「寒い時期にはするな」という方がいます。
 しかし室内であればできないことはないようです。
 しかも加温をしていれば効果は倍増?外気温が低い屋外作業では得られない結果となったと思います。
 かつて、名人はこれを称して「赤玉土のこうじ掛け」といったそうですが当時は理解されないようでした。
 今、こうした作業をふりかえってみると、当時の「赤玉土のこうじ掛け」そのものです。
 自信を持ってこれからも土づくりに発酵作業を加えて取り組んでいきたいと思います。

(作業初日)
赤玉土に発酵コメヌカを混ぜているところ
Akatutihako01

(発酵中)
白カビが繁殖、発酵作業は順調に
Akatutihako02

(発酵後)
 発酵熱が下がり加温をやめ乾燥中、できあがり
Akatutihako03



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