29年4月の作業
挿し芽後の菊苗は天候が春になったり冬に戻ったりで成長が思わしくありません。
これからの作業内容は昨年とたいして変わりありませんけど、今月からは根の成長を重点に管理していきたいと思います。
根が十分に成長すれば自ずと葉も大きくなり脇芽も伸びてくるはずです。
春の日光を存分に浴びるように管理する場所にも配慮していく必要があります。
さて、4月の作業は仕立てごとに次のとおりです。
1 直幹仕立て
鉢上げ後の根の成長具合を見て仕立て箱に定植します。
2 模様木仕立て
ポットから移した鉢の第1回目の植え替えを実施します。
根が鉢一杯に張っていれば一回り大きい鉢に定植します。
3 石付き木付き仕立て
根の成長に合わせ、石あるいは木に取り付けます。
上記の仕立て方で共通する作業としては
①樹形に合わせ立ち上がりを考えて植え替えます。
②成長の良い苗は針金を使い樹形を作ります。
③根、幹を太くする作業の開始
定植した苗の根、幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。
(「双幹仕立て」今年挑戦してみようと思います)
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