木つけ仕立て用枯れ木

　期間２週間の菊花展は無事終了し、明日は表彰式を待つだけです。
　その間に当番で会場の受け付けをしていますと、来場者の方から様々な意見、質問をいただきます。
　最も多いのは大菊全般に対する感動の声、これはほんとにうれしいものです。
　小菊盆栽に限って云えば、口々に
「これは何年かかってできるものですか？」
　という質問が、作った当人にしてみれば、丹精を褒められた瞬間でもあります。
　菊づくりの冥利に尽きるというところでしょうか。
　そんな会場の中にあって、盆栽の愛好家という方たちも見に来てくれます。
　少し辛い批評もありますが、これこそ小菊盆栽つくりに必要な極意の伝授でもあります。
　そのうえ、木つけ用になる枯れ木をいただけることになりました。
　写真は長さ50㎝の松の立木の枯れ木です。
　A面、B面は木の表裏、これをどのように料理するのやら、今から楽しみでもあります。

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