花後の管理
花が終わればとりあえずは一息といったところですが、花後の管理次第で来年の花のできも変わってしまうことをいまさらながら反省しています。
そのためには、どれだけ良い苗ができるかが重要で親株からのさし穂取りがカギを握っています。
(1)花が終わったら早めに花首を落とし液肥や乾燥肥料を与え、消耗した苗を回復させます。
(2)冬至芽が出ている親木は切り落とし、出ていないものは枝も葉もつけたまま出るのを待ちます。
(3)冬至芽が出てきたら選別して弱そうなものや鉢の内側にあるものは切り捨てます。
今年は切るのがもったいなくて結局成長するまで育てたので数が増え、その上ひ弱な苗も多くありました。間引くことも大切です。
(4)寒さにあてることと病害虫の予防のための消毒をする。
今年は開花が遅かったため、まだ花が満開です。上記の作業はもう少し後になりそうです。
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