令和3年4月の作業
俄かに所によっては桜満開という週末になり、人の動きも活発になってきました。
菊づくりにはあまり関係ないのですが、コロナ禍の現状は行動するには不安の材料であることには変わりません。
さて、4月の作業の予定ですが、菊苗たちも温かさに乗じて成長し始めてきたので時宜に合わせて作業を展開します。
化成肥料を与え、水は表面の土が乾いたらやるを徹底し、小菊の充実した根、幹を作っていきます。
1 直幹仕立て ・模様木仕立て
鉢上げ後の根の成長具合を見て植替え定植します。
今年は既に1回目をしたのですが、根が鉢一杯に張っていれば、さらに一回り大きい鉢に定植します。
2 石付き木付き仕立て
引き続き根の成長に合わせ、石あるいは木に取付けます。
仮に石に付けておいたものは根の成長を見て植え替えて施肥をします。
上記の仕立て方で共通する作業としては
①樹形に合わせ立ち上がりを考えて植え替えます。
②成長の良い苗は針金を使い樹形を作ります。
③根、幹を太くする作業の開始
定植した苗の根、幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。
3 古木の冬至芽処理
昨年咲かせた木を今年も利用し古木に見せたいものは、冬至芽が出てきたところで余分な芽を切除し、鉢を植え替えます。
4 実生苗を育てる。
すでに種苗を鉢植えしてあるので、今年は開花を確認して来年用の新花に育てていく。
(フルメットを用意しよう)
昨年のが残っているかと思ったのですが、もう使い果たしてしまいました。高価なので大切に使うのですが、無いでは困りますので忘れないうちに購入してきます。
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