冬季の土壌消毒の実施
菊土壌の殺菌消毒は例年在庫の石灰硫黄合剤を50倍に希釈して菊苗から鉢廻りまで散布しましたが、今年はこの液を使い果たしてしまったので手持ちのマシン油乳剤を利用してみます。
土壌消毒は小菊栽培に限るよりむしろ大菊の育成に必要な作業ですが、小菊も同様にしておけば無難だということです。
当液は匂いを気にせず使いやすいので最初に水3Lに対し展着液1ccを混ぜて3000倍にします。
そのあとにマシン油乳剤を100cc入れて30倍の農薬として完成です。
農薬を混合する手順は「テ・ニ・ス」の順で、まず最初に展着液(テ)を水に薄め、次に乳剤(二)、そして水和剤(ス)の順番で混ぜていきます。
今回が今年最初の消毒ですので2回目は2月に実施して終わります。
それ以降は病気、害虫の発生に応じて、それぞれに対応する薬剤を定期的に散布していきます。
最近のコメント