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2024年6月29日 (土)

またしても病害虫!褐班病発生対応

 去年はこの時期に発生し事なきを得たのですが、褐班病はもう発生しないとタカをくくっていたのが間違いでした。
 葉に円形や四角の黒褐色の斑点を生じ輪紋となり、やがて葉全体にカビが発生し葉が枯れはじめ下葉から枯れ落ちてきました。
 迂闊にも害虫対策は施していたのに土壌消毒に必要な薬剤の散布は含まれていなかったのです。
 今回は特に大菊用の苗に発生し、小菊の方はそれほどではなかったので下葉が枯れつつあるぐらいしか危機感がなかったのが悪かったようです。
 防除策としてベンレート水和剤を散布をしておきました。
 被害が広がる様であればすべての苗が廃棄処分となりますので、当分監視が必要です。
                   (褐班病の大菊苗)
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2024年6月26日 (水)

直幹仕立ての整枝状況

 今年は冬至芽からの挿し芽が遅れたせいもあって、冬至芽そのものから直幹に仕立てています。
 まだまだ幹や根が太くならないのが悩みの種ですが、ベテランさんは次々と大きな鉢へと移し替えています。
 フルメットで幹を太くするのもあと1か月程度なので、計画的に塗っていきたいですね。
 根は露出しておくことで太らせることができることから、根に被った土を取り除くだけでも効果的でしょう。

 20240609_090009

 

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2024年6月 5日 (水)

令和6年6月の作業

 先月はキクスイカミキリの出没でその対応に苦慮していましたが、目下その不安はなく胸を撫で下ろしています。
 同時にアブラムシの発生もいまのところなく、キクスイカミキリ対応での消毒作業が効を奏したのでしょうか。
 梅雨時にはいりますので気を緩めず病害虫対策を怠たらず例年どおりの作業を進めていきます。

1 主枝の摘芯と元葉の除去
 主枝の成長に伴い、残っていた元葉が邪魔になってきています。
 元葉を取り除き光を与えるとともに伸びた枝の摘芯も行います。
2 幹を太らせる
  先月同様フルメットを使用して10日ごとに幹、露出根に塗っていきます。
 (30倍程度の希釈液とする)
3 整枝作業の継続
  直幹仕立て用の挿し芽が遅かったので、整枝作業が遅れています。
4  施肥を多めにする
  来月には止肥をするので、今のうちにやります。
5 病害虫予防
 梅雨に入るので、いろいろな病害虫が発生します。雨の合間に農薬散布をします。
6 ムダ枝の処理
 既に順次に処理していますが、今月中にはすべて取り去ります。

 直幹仕立てを目指す平鉢植えの苗木の元葉取りを実施しました。
右の鉢は途中まで実施、左はこれからです。
フルメットも全鉢に塗りました。来月で終了予定ですが、それまで液がもちますかどうか。

Cyokanmotohatiri

 

 

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