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2024年7月31日 (水)

消毒液の混合方法

 菊仲間からどんな具合に消毒液を混合しているのかと聞かれ、次のように応えました。
 「混合するときは、殺菌剤と殺虫剤を混ぜて散布する」と返答したら、
 「手順はどんなふうにしているか?」と聞かれました。
 そこで次のように応えたところ、納得してくれたようで一度試してみるとのことでした。
 「混合するには展着剤が必要で、作る消毒液の分量の1000分の1をかき混ぜる。あとは乳剤と水和剤の順番で混ぜていく」
 これは先輩たちが言っていたことで、ネットでも某メーカーが紹介している。
 まず、作る消毒液の分量の水に1000分の1の展着剤を溶かしこみ、次に乳剤を溶かし、水和剤を入れてかき混ぜる。
 こうしてできた消毒液は菊の葉にも病害虫にも馴染み、効果が出るというのです。
 この手順を「て・に・す」と云うそうでわかりやすい。
 今回もこの手順で消毒を実施しました。
 (代表的な展着剤)

Dain
  

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2024年7月22日 (月)

花芽出る

 毎日酷暑で、さすがに老体には厳しいこのごろです。
 その上、大菊の3本仕立てもまだ大鉢に植え付けてなく、気ばかりが焦っています。
 小菊の中には仕立てをしていない鉢に花芽のついたものを見つけ、どうしたものかと取り扱いに迷ってしまいました。
 この鉢は昨年交配中だった苗から冬至芽をとって育てているもので、まさか花芽がつくとは思っていませんでした。
 切り取って処分しようと思いましたが、どんな花が咲くのかそのまま成長を見守りたいと思っています。
 Haname


 

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2024年7月21日 (日)

令和6年7月の作業

 菊棚にはもっか遮光ネットを張り菊鉢を守っていますが、梅雨時期は雨が続き未だ明ける様子もありません。
 屋外での菊管理のためこの雨で大菊は徒長するばかり、小菊盆栽にあってはむしろ枝葉が生長する時期でもあって梅雨が明ければ止め肥、それにフルメットを塗る作業も終了です。
 さて、今月の作業は 
具体的には
1 止め肥の実施
  月末までに乾肥を施し、以後液肥を与えていきます。
  液肥は週1度から10日ぐらいの間隔で実施していきます。
2  直幹、模様木仕立ての樹高調整
  生長時期のため木も全体に大きくなって、高さもどこまで伸びるやら気になります。Bナインの散布で調整します。
3  摘芯を繰り返し樹冠や枝ぶりの完成
  全体の樹形を作るため、まだ針金付の主枝、小枝が残っています。
  徐々に針金は外し、主枝、小枝を摘芯しつつ、全体の枝ぶりを完成させていきます。
  直幹仕立ては樹冠の節間を短く、短い枝を多数出すようにして三角形に見えるようにしたいのですが例年思った通りにはいきません。
  とりあえず今月は樹形を完成させるようにと思っています。
4   幹、根を太くするフルメット塗りは今月末までに済ませます。
5 害虫の予防駆除
   月1度は病害虫の駆除予防をしておきます。
Bnain_20240712095201

 

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