令和6年12月の作業
今年は大会への出品時期には開花が間に合わず、満開になったのは終わってからのこと。 品種によっても開花時期が違いますが、持ち合わせの品種は全て遅かったです。
さてそれでは気を取り直して来年の開花を目指して菊づくりを進めていきますか。
①直幹仕立ての挿し芽の準備と実施
親木は新芽(冬至芽)の出具合で決まりますので、出が悪ければ1月以降にします。
このごろはビニールハウス内で保温なしでもできたので、さし芽床の準備をしておきます。
②冬至芽を利用し各種仕立てにあう苗つくりの実践
・今年咲かせたもの苗は親木として新芽(冬至芽)の出を待ち、仕立て方に関わらず新芽の根を傷めないように植え替えて育成します。親木の根際に出た新芽が3cm程度に伸びたら親木を切除します。
・9月以降にさし芽をした筒植え用の親木から新芽が出たら、新芽だけを切り取り筒に戻し、施肥をして生長を待ちます。
③水のやり過ぎに注意し、冷え込みが厳しくなったら苗をフレーム内で管理します。
(冬至芽)