4月作業

2024年4月 1日 (月)

令和6年4月の作業

 当地の桜まつりは開花の情報がなく日にちが決まりません。
 それでも菊だけは少しずつ動き出しており、これまでさし芽をしてきた苗は小鉢やポットに定植です。
 
 さて、4月の予定作業を整理してみます。

1仕立て方共通の作業は 定植後の苗は2週間に一度施肥をする。その合間を縫って液肥を水代わりに与える。
2鉢上げ後の根の成長に合わせ鉢の大きさを替えて植えかえる。
3定植後根張りを確認し、根の本数を整理する。
4根の本数が揃い成長著しい苗は石あるいは木に取り付けます。
 成長の良い苗は針金を使い樹形を作り根、幹を太くする作業を開始 。
根、幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。

 3月の末になって、納豆による赤玉土の発酵をしたところ一部に未発酵のものがあり、再度やり直そうかと思いましたが、温度が上がらず水分が蒸発していないので米ぬかを追加で混ぜ込んでおいたところ、2日後には50度以上の発熱で無事発酵作業が完了しました。


Akadamahakou

(赤玉土の発酵)

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2023年4月 1日 (土)

令和5年4月の作業

 桜の開花で現を抜かしていたら、小菊の新芽もせっせと伸びてきました。
 昨年の石付けの根元付近からは写真のとおり元気な芽が数点出ています。
 これからどう料理するのか、今月中に考えてみようと思います。
 
 さて、4月の作業を列記してみました。
 やるべきことは例年どおりですが、つい施肥をするのを忘れがちでしたので計画的に実行できるように記憶していこうと思います。
1 直幹仕立て   
  鉢上げ後の根の成長具合を見て繰り返し植え替えをしながら鉢の大きさを替えていきます。
2 模様木仕立て 
  ポットから移した鉢の第1回目の植え替えを実施します。
  既に4号鉢に植えてあるので鉢一杯に根が張っていればさらに一回り大きい鉢に定植します。
3 石付き木付き仕立て
  引き続き根の成長に合わせ、石あるいは木に取り付けます。
  
  上記の仕立て方で共通する作業としては
     ①樹形に合わせ立ち上がりを考えて植え替えます。
     ②成長の良い苗は針金を使い樹形を作ります。
     ③根、幹を太くする作業の開始  
      定植した苗の根、幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。
4  どの仕立て方においても植え替え時には根張りを考え、本数を減少させて太くなるようにしていきます。

  Istukesinme      

 


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2022年3月31日 (木)

2022年4月の作業

 春本番の季節となりました。
 さし芽がうまくいっていれば忙しい月となるのに、今年は出足も悪く気が重いスタートです。
 さて4月の作業は愚痴を言っても始まりませんので、いつものようにやるべきことをやるしかありません。 
 先日のさし芽が発根すれば葉も大きくなり脇芽も伸びてきます。
 仕立てごとに作業内容を列記してみました。

1 直幹仕立て  
  鉢上げ後の根の成長具合を見て植え替え定植します。
2 模様木仕立て
  ポットから移した鉢の第1回目の植え替えを実施します。
  冬至芽をそのまま育てているので、根が鉢一杯に張っていればさらに一回り大きい鉢に定植します。
3 石付き木付き仕立て  
  引き続き根の成長に合わせ、石あるいは木に取り付けます。
  上記の仕立て方で共通する作業としては
  ①樹形に合わせ立ち上がりを考えて植え替えこと。
  ②成長の良い苗は針金を使い樹形を作ること。
  ③根、幹を太くする作業の開始
    定植した苗の根、幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。
  人によっては自然に太くするという方がいますが、この溶剤の使用がやり易くその都度幹の生長を確認できるので続けていきます。

 幹の生長に伴い、前倒しで作業を進めるものもあります。
Motihatori_20220329084601
(昨年4月の冬至芽植え替え後の状況)

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2021年3月29日 (月)

令和3年4月の作業

 俄かに所によっては桜満開という週末になり、人の動きも活発になってきました。
 菊づくりにはあまり関係ないのですが、コロナ禍の現状は行動するには不安の材料であることには変わりません。
 さて、4月の作業の予定ですが、菊苗たちも温かさに乗じて成長し始めてきたので時宜に合わせて作業を展開します。
 化成肥料を与え、水は表面の土が乾いたらやるを徹底し、小菊の充実した根、幹を作っていきます。

1 直幹仕立て ・模様木仕立て
  鉢上げ後の根の成長具合を見て植替え定植します。
  今年は既に1回目をしたのですが、根が鉢一杯に張っていれば、さらに一回り大きい鉢に定植します。
2 石付き木付き仕立て  
  引き続き根の成長に合わせ、石あるいは木に取付けます。
  仮に石に付けておいたものは根の成長を見て植え替えて施肥をします。
   上記の仕立て方で共通する作業としては
  ①樹形に合わせ立ち上がりを考えて植え替えます。
  ②成長の良い苗は針金を使い樹形を作ります。
  ③根、幹を太くする作業の開始
   定植した苗の根、幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。
3  古木の冬至芽処理  
 昨年咲かせた木を今年も利用し古木に見せたいものは、冬至芽が出てきたところで余分な芽を切除し、鉢を植え替えます。
4 実生苗を育てる。
 すでに種苗を鉢植えしてあるので、今年は開花を確認して来年用の新花に育てていく。 

(フルメットを用意しよう)
 昨年のが残っているかと思ったのですが、もう使い果たしてしまいました。高価なので大切に使うのですが、無いでは困りますので忘れないうちに購入してきます。
Furumetto_20210328153301

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2019年3月30日 (土)

31年4月の作業

 今のところ脇芽が延びている苗はありません。
 根が成長するにつれ脇芽も伸びるので慌てません。
ですが、4月に入れば陽気のせいで成長は早まり、土作りを早くにして良かったと安堵の胸をなでおろすことになるでしょう。
 さて、4月の作業を仕立てごとに列記してみます。
1 直幹仕立て   鉢上げ後の根の成長具合を見て植え替えをします。
2 模様木仕立て ポットから移した鉢の第1回目の植え替えを実施します。
         既に4号鉢に植えてあるので鉢一杯に根が張っていればさらに一回り大きい鉢に定植します。
3 石付き木付き仕立て   引き続き根の成長に合わせ、石あるいは木に取り付けます。
              上記の仕立て方で共通する作業としては
     ①樹形に合わせ立ち上がりを考えて植え替えます。
     ②成長の良い苗は針金を使い樹形を作ります。
     ③根、幹を太くする作業の開始   定植した苗の根、幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。
      やりかたはいろいろあるけど、この溶剤が使いやすく幹の生長を確認できるので続けていきます。

Edaerabi

(直幹仕立ての目標の形)

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2018年4月11日 (水)

第2回目の植え替え

 無加温の1月さし芽苗は、それなりに順調です。
 さし芽後、ポット植えから平鉢へ植え替えましたので、今回で2回目の植え替えとなります。
 根の張り具合を見て、一回り大きな平鉢へ植え替えます。
 その際、根の下に添えておいた根台を取るのを忘れずに。
 根が八方に広がっていますので、その状態を保ちながら鉢の中心を高めに固めて、植え替えます。
 写真の根は既に鉢から出しておいたもので、根を少し切り揃えるか迷っています。
 結局そのまま植えて、鉢の縁周りに施肥をして終了しました。
 直幹仕立てを中心に行ったので、すべてに支柱で支えました。
 ラフアイヤでやろうとしたのですが、見当たらず麻ひもを利用しました。
 今後は模様木も行います。
  無駄枝も出てきましたので、切らずにそのまま生長を待ちます。
(植え替え前)
Uekae2

(植え替え後)
Uekae21


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2018年4月 7日 (土)

幹、根を太くする方法

 何度か幹、露出する根を太くする方法を試してきましたが、やはりフルメット溶剤の使用が無難なようです。
  昨年は時々溶剤を作るのに展着剤の混合を忘れたときがありました。
 今年はそんなことのないよう作業手順を踏んで進めていこうと思っています。
 昨日から始めました。
  定植した苗の幹を太くするためのフルメットとは、協和発酵バイオが取り扱う薬品で、本来の使用目的はぶどう、キウイフルーツの果実肥大やメロン類の着果促進をはかるものだと表示されています。
 今回は5月まで10倍に希釈して使います。
 ①水10ccに展着液を混合します。1滴程度。
 ②それにフルメット1ccを入れます。
 ③混ぜたものを筆で根元から2㎝程度の高さまで塗ります。
 ④次回は10日後を予定

 フルメットの溶液を薄めて幹に塗りますが散布ではなく筆で塗っていきます。
 毛筆用やペンキ用の刷毛だとたっぷり溶液を含んでしまいますので、油絵の筆とか水彩画の絵筆で平たいものを使います。
 これなら多少、量は少なくて済むような気がします。
 溶液はひと瓶に50cc入っており、5月中まで10倍液を作り10日~15日ごとに塗ります。
 6月から7月は50倍液にしていこうかと考えています。
 その後の塗り方は1回目は2㎝、2回目は4㎝、3回目は6㎝、4回目は8㎝、5回目は10㎝、6回目は12㎝目分量で塗っていきます。
 塗る時期は4月から7月中旬まで(7月下旬は薬害が出る)
 最近ではppmという単位で希釈倍率を云うようで、ベテランの方は5月ごろまでは100ppm(フルメット1cc,水9cc)、7月までは200ppm(フルメット1cc、水4cc)を使用するそうです。
 昨年の実績では期間通して50倍で実施しましたので、今年は6月以降だけ50倍にしてみようと思っています。
 さて効果はどのくらいの違いが出るのでしょうか。

 Furume



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2018年3月24日 (土)

30年4月の作業

 桜が咲き、春が本格化となりました。
 根が十分に成長すれば自ずと葉も大きくなり脇芽も伸びてきます。
 そのためにも日光が存分に浴びるように育成場所を配慮していく必要があります。
 4月の作業は仕立てごとに次のとおりですが、幹の生長に伴い、モノによっては前倒しで作業を進めるものもあります。
1 直幹仕立て  
  鉢上げ後の根の成長具合を見て植え替え定植します。
2 模様木仕立て
  ポットから移した鉢の第1回目の植え替えを実施します。
  今年は既に1回目をしたのですが、根が鉢一杯に張っていればさらに一回り大きい鉢に定植します。
3 石付き木付き仕立て  
  引き続き根の成長に合わせ、石あるいは木に取り付けます。
  上記の仕立て方で共通する作業としては
  ①樹形に合わせ立ち上がりを考えて植え替えます。
  ②成長の良い苗は針金を使い樹形を作ります。
  ③根、幹を太くする作業の開始
    定植した苗の根、幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。
  人によっては自然に太くするという方がいますが、この溶剤の使用がやり易くその都度幹の生長を確認できるので続けていきます。

(フルメット溶剤)
Furumet

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2017年4月28日 (金)

模様木用の針金掛け

 20日前には既に摘芯して苗を斜めに曲げたました。
 今回は主幹に直接針金掛けをします。
 幹が細くて折れるとの心配から控えていたのですが、急に生長が早まり、今しかないとやってみました。
 用意したのは1.5ミリのアルミの針金。幹を形にしながらかけていきます。
 この時の幹の固さは、決して柔らかくはありませんでした。
 しかし、案外すんなりとできてやれやれ・・・です。
 いつまでも掛けたままにしておくと、幹に食い込んでしまいますので、1週間程度で様子を見て針金を外します。

Hariganekake


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2017年4月 7日 (金)

摘芯と仮曲げ

  模様木仕立てを普通盆栽とよんでいる方もあるようなので、今回はその仕立ての現況です。
 昨年挿し芽をした苗はすでに冬至芽が出て根と直結しています。それがこれから育てる苗となります。
 桜咲く時期になり、やっと成長し始めたところで第一回目の摘芯を行います。
 この摘芯により一の枝ができてきます。徒長を抑え形作する枝を作るためなのです。
 15センチ程度の鉢に根がまわりはじめたころ仮曲げを行います。
仮曲げの方法は、太い針金をUの字に曲げて作ったピンを使って行います。  
 針金を直接苗に巻きつけてもいいのですが、それは次回の植え替え後とします。
あまり早くから巻きつけると幹が大きくならないではとの心配からです。

Karimage

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