5月作業
2024年5月 1日 (水)
2023年5月 2日 (火)
令和5年.5月の作業
4月末に当ブログに不具合が生じ、大変ご迷惑を掛けましたことお詫びいたします。
不具合は他のブログのタイトル表示の画像が当ブログに反映されてしまい、何とか修復されました。
しかし、未だに完全ではなく見守り中です。
さて、今年は早くに1度さし芽をして、4月には2度目のさし芽をしました。
1度目の結果で成長しているのは1昨年種から育てた苗のさし穂を利用したものです。
例年親木から採ってさし穂を採ってきたものは苗が老化するのか今年はうまく新芽が出てきません。
仕方なくこれらは冬至芽を伸ばし利用することにしました。
今日は何とか10cm程度に伸びたさし芽苗にフルメットを塗りました。
5月の作業ですが、苗の生長しだいで下記の作業を予定しています。
当面、直幹、石付け仕立てなどの共通する部分において、いつものとおり作業の進行を整理してみました。
①脇芽が伸びてきたら元葉をとる。
②正面を決め、一の枝を決定。できるなら針金をかけ整枝する。
③ひきつづき幹を太らすためフルメットを塗る。
④3回目の植え替えで、施肥及び農薬散布
(去年今頃の場合)
2022年4月28日 (木)
令和4年5月の作業
4月末までにポット苗は発根状況を見て定植鉢へ植え替えました。
これからは盆栽作りのだいご味を楽しむ時を迎えます。
苗も沢山増えましたので失敗を恐れず作業を進めていきます。
さて5月の作業内容を整理してみました。
1 仕立てる
①根張りを確認して仕立ての正面を決めます。
直幹仕立ての場合は正面にでている脇芽を切りとる。
②立ち上がりを見て一の枝を決める
立ち上がりが右に倒れていれば一の枝は右に、左に倒れていれば一の枝は左に決める。
③無駄枝は残す
一の枝を決めたからといって、その下にある枝(無駄枝)は処分しないこと。
幹を太らすために伸ばしておく。いずれは切りますけど今は切りません。
2 枝つくり
それぞれの仕立て方により一の枝を決めたら、第二、第三の枝つくりです。
①第二の枝
いうまでもなく一の枝と第三の中間におく。距離は10cm~12cmぐらい一の枝の上です。
②第三の枝
第二の距離と等間隔の位置に決める。
③一の枝の処理
第三の枝を決めたら一の枝は葉を3~4枚残して剪定します。
3 来年の苗づくりの準備
親木作りから始めます。
(ムダ枝の整理)
2021年4月29日 (木)
令和3年5月の作業
4月末までにポット植から定植鉢へ植え替えたものは、そのまま仕立てていきます。
さし芽は途中で仕立てを失敗することを恐れ多く実施したので、定植以外でもたくさん残っています。
もったいないので、路地植えにして来年用の親木として育てていこうと思っています。
大菊の作業をすると、小菊の方はつい手抜きをしてしまいます。
これが例年後悔に繋がるので、作業を通じ期待どおりに育っていない苗はすぐに破棄して、よい苗のみ残して作業を進めようと腹をくくりました。
さて5月の作業計画を整理してみました。
1 仕立て
①根張りを確認して仕立ての正面を決めます。
直幹仕立ての場合は正面にでている脇芽を切りとる。
②立ち上がりを見て一の枝を決める
立ち上がりが右に倒れていれば一の枝は右に、左に倒れていれば一の枝は左に決める。
③無駄枝は残す
一の枝を決めたからといって、その下にある枝(無駄枝)は処分しないこと。
幹を太らすために伸ばしておく。いずれは切りますけど今は切りません。
2 枝つくり
それぞれの仕立て方により一の枝を決めたら、第二、第三の枝つくりです。
①第二の枝
いうまでもなく一の枝と第三の中間におく。距離は10cm~12cmぐらい一の枝の上です。
②第三の枝
第二の距離と等間隔の位置に決める。
③一の枝の処理
第三の枝を決めたら一の枝は葉を3~4枚残して剪定します。
3 来年の苗づくりの準備
親木作りから始めます。
(直幹仕立て用苗定植)
※昨年使ったコケを捨てないで、この定植箱で育てようかな
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2020年5月18日 (月)
古土の処理
今月は小菊の育成管理から少し離れて、大菊の栽培作業で忙しい毎日です。
先月末からさし芽の実施、ポット植え替え、定植までの一連の作業で、目下、小菊盆栽の作業は枝葉の生長を待っているにすぎません。
一部整枝の針金掛けはしましたが、元葉が邪魔になってきていますのでその処理と並行して行っています。
大菊の一連の作業が終わると、古土の処理に移ります。
さし芽後の大鉢から、親木は処分し古土だけを取りだし日光浴、そして消毒ののち篩分けして、腐葉土等を追加し生れ変わらせます。
消毒はバスアミド農薬を利用して土の殺菌消毒をします。
袋は穴が開いていないことが鉄則で、袋は2重にしてそのまま放置し10日後に終了です。
この土はもちろん小菊にも使います。
苗が生長するに従い、順次鉢替えと、植え替えをする際に利用する予定です。
2020年4月27日 (月)
令和2年5月の作業
小菊の成長が昨年と比べ1か月遅いような気がします。
作業手順は例年通り進めているのですが、なかなか次の作業に移行できません。
それにこの時期は大菊のさし芽時、やることが多いのに気ばかりが焦ってしまいます。
古木は芽が生長してきているので、そろそろ針金掛けをしようとしたところ、早速折ってしまいました。
最も気に入っていた菊だったので、ショック!
古木の芽が好い具合に伸びて元葉が茂ってきても、芽の元は非常に脆いので硬化してからでも針金掛けは遅くないでしょう。
さて、5月の作業の予定ですが、ことしも暑い日になりそうで、一気に生育が進みそうです。
①元葉をとる。
側枝が充分伸びて、元葉で陰になるようなら取り去る。
②正面を決め、一の枝を決定。できるなら針金をかけ整枝する。
針金は一週間程度で取り外し、再度付け替える。
③幹を太らすためフルメットを塗る。
4月には2回10倍液で実施したので、今月からは50倍液で幹上まで徐々に塗っていきます。
今月は10日に1度ずつ行います。
④植え替えを行い、鉢は同じものへ戻す。
根が鉢底から出てきているなら切除して、一回り大きい鉢か同じ鉢へ戻します。
➄施肥及び農薬散布は繰り返し実施。
この時期は例年キクスイカミキリの被害に遭うことが多かったので、注意深く鉢を観察し見つけ次第処分する。
施肥は乾燥肥料だけでなく液肥を水代わりに与えていきます。
園芸店にグリンーソフトがあったので購入してきました。個人的には使いやすいと思っています。
当面は肥料なら何でもいいと思いますが、やりすぎにはご注意ですね。
(今日の直幹仕立て)
2019年5月17日 (金)
令和1年5月の作業の追加
陽気のせいか?うっかりしていました。
目先の作業ばかりに気をとられ、来年用の苗作りのことを忘れていました。
「5月の作業」で言うべきでしたが、来年用の苗づくりは5月から始まります。
①直幹仕立ての場合
・5月から7月の間にさし芽をし、親株とする。
・その親株を12月から1月の間に加温でさし芽をして苗づくりとする。
②直幹以外の仕立ての場合…
・5月さし芽で親株つくり
・7月株からさし穂を取り、さし芽をする。以下苗づくり実施
予定では上記のとおりするのが原則ですが、既に3月に挿し芽をしてあるのでこれを使います。
そのため5月のさし芽で親株を作るのはやめることにしました。
親株用の苗は路地植えにしたので時期が来れば挿し穂取りをして、挿し芽をします。
2019年5月 1日 (水)
令和元年5月の作業
4月末日週は天候不順の日が多く、屋外の苗の生長に少なからず影響を及ぼしているようです。
直幹仕立てのやごい支柱は倒れたり抜けたりして、苗が曲がったり、根が抜けたりする被害をこうむってしまいました。
まだ、枝は小さいので折れることはなかったのですが、根が浮き上がったり、切れたりしたのは痛手です。
生育は始めたばかりですので被害といっても今後にはさほど影響はなく、いつでも挽回は出来るはずです。
さて、桜も散ってこれからはつつじのシーズンにはいりますが、例年暑い日になるので成長は一気に進むので
生育状況を観察しながら、作業を進めていきます。
当面、直幹、石付け仕立てなどの共通する部分の作業の内容を整理してみました。
①元葉をとる。
側枝が充分伸びて、元葉で陰になるようなら取り去る。
②正面を決め、一の枝を決定。できるなら針金をかけ整枝する。
針金は一週間程度で取り外し、再度付け替える。
③幹を太らすためフルメットを塗る。
4月には2回10倍液で実施したので、今月からは50倍液で幹上まで徐々に塗っていきます。
④3回目の植え替えを行い、鉢は同じものへ戻す。
既に根が張りすぎている場合はカットし、一回り大きい鉢か、同じ鉢へ戻します。施肥及び農薬散布は繰り返し実施。
(直幹の現状)
2018年5月22日 (火)
キクスイカミキリの被害
またしても新芽のところでしおれています。
これで小菊だけでも8鉢の新芽がやられました。
今回のように整枝したものまで被害を受けると、さすがに頭に来てしまいます。
よく見ると、茎の折れかかったところに、かみ切ったあとが残っています。
害虫の名は「キクスイカミキリ」キク科の植物に生息し、新芽に産卵するため茎をかんで傷をつけるというもの。
ホームページで写真を見るとカミキリムシを小さくしたもので1cm程度だとあります。
鉢周りを見廻し、虫を探しましたが後のまつり。
栽培場に生えていたヨモギに生息していたらしく、最近、処分したのが虫を散らした原因かと推測されます。
退治する方法はとらえて殺すしかないようで、アブラムシなどと同じく、殺しても次から次へと、どこからともなく飛んでくるというのですから始末が悪いようです。
今後、この害虫も生息していることを念頭に、農薬散布を徹底していこうと思います。
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2018年5月18日 (金)
直幹の整枝
生長するのに邪魔な元葉を取ってみると、草丈が伸び、幹が太っているのがよくわかります。
4月から始めたフルメットの効果が出始めたかもしれません。
3ヶ日ほど水やりができなかったですが、この時期は萎れることなく、さほど影響はありませんでした。
今日あたりの暑さでは直射日光さえも厳しく、寒冷紗をかけたいほどです。
さて、直幹の作業において、箱で育成中のものはときどき箱廻しをしています。
葉の茂みで背後に光の当たりにくい部分ができていますので。
無駄枝も気になります。
品種によってまちまちですが、写真の「天豊」という白系の花はすっきりしています。
既に正面位置を決め、一の枝を決定した枝は斜め下に針金をかけて整姿します。
それに頂の芽の摘芽が必要ではと思いますが、今は柳芽が出るまでほっておきます。
主幹からの枝が、平行の位置に出ているものはどちらかを除去します。
しかし、主枝が5㎝以上伸びたものはアルミ線を巻きつけ、水平以下に下げ、摘芯はせずに伸ばします。
(平行に伸びた枝は一方を除去する)
(針金を掛けた一の枝)
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より以前の記事一覧
- 3回目の植替え 2018.05.14
- 石付けの正面はどこに 2018.05.04
- 30年5月の作業予定 2018.04.30
- 3回目の植え替え(模様木仕立ての場合) 2017.05.24
- 3回目の植え替え時期 2017.05.23
- 針金の巻き方のコツ 2017.05.16
- 主幹の摘芯時期 2017.05.13
- 針金の選択 2017.05.12
- 脇芽の生長による元葉とり 2017.05.10
- 樹形の決定と誘引 2017.05.06
- 第2回目の植え替え実施 2017.05.05
- 29年5月の作業 2017.04.30
- 春の購入苗の育て方 2017.04.21
- 直幹仕立の無駄枝処理 2016.05.28
- 28年.5月の作業 2016.05.03