令和4年6月の作業
またまた懲りずにやってしまいました。
せっかく針金掛けをして整枝をしていたのに、期限の10日を過ぎてもそのままにしておいたので(すでに15日経過)枝に針金が食い込んでしまっています。
焦って外そうとするので、周りの枝に懸かって「ポキッ!」
まだ未成熟な枝なので折れやすいのです。せいぜい1週間程度のつもりでいたのですが、予定通り実行できなかったのが原因です。
さて、言い訳はともかく6月の作業です。
これから整枝、針金掛けなど苗に触れる作業が目白押しです。
6月の作業は先月のやり残しを済ませ病害虫の駆除とフルメット散布を忘れずに。
作業内容
①元葉をとる。
側枝が充分伸びて、元葉で陰になるようなら取り去る。
②正面を決め、一の枝を決定。できるなら針金をかけ整枝する。
針金は一週間程度で取り外し、再度付け替える。
下の図は直幹仕立ての基本形ですが、いつもこうとは限りません。
1の枝が反対側のほうがいい場合もあるのでケースバイケースです。
模様木仕立ての場合も同様です。
基本形を守ることが一番美しくみえるはずです。
③幹を太らすためフルメットを塗る。
5月からは50倍液で幹上まで徐々に塗っていますが、雨の日もありなかなか予定どおりには塗れません。
今月も10日に1度ずつ行います。
④植え替えを行い、鉢は同じものへ戻す。
根が鉢底から出てきているなら切除して、一回り大きい鉢か同じ鉢へ戻します。
➄施肥及び農薬散布は繰り返し実施。
⑥水やりは早朝に実施
暑い日が続くようなら早朝に鉢からこぼれるほど水を与えれば、日中しおれてもやりません。
(これは模様木仕立て用の主幹曲げの状況です。若い苗だから簡単に針金が掛けられます)