令和6年7月の作業
菊棚にはもっか遮光ネットを張り菊鉢を守っていますが、梅雨時期は雨が続き未だ明ける様子もありません。
屋外での菊管理のためこの雨で大菊は徒長するばかり、小菊盆栽にあってはむしろ枝葉が生長する時期でもあって梅雨が明ければ止め肥、それにフルメットを塗る作業も終了です。
さて、今月の作業は
具体的には
1 止め肥の実施
月末までに乾肥を施し、以後液肥を与えていきます。
液肥は週1度から10日ぐらいの間隔で実施していきます。
2 直幹、模様木仕立ての樹高調整
生長時期のため木も全体に大きくなって、高さもどこまで伸びるやら気になります。Bナインの散布で調整します。
3 摘芯を繰り返し樹冠や枝ぶりの完成
全体の樹形を作るため、まだ針金付の主枝、小枝が残っています。
徐々に針金は外し、主枝、小枝を摘芯しつつ、全体の枝ぶりを完成させていきます。
直幹仕立ては樹冠の節間を短く、短い枝を多数出すようにして三角形に見えるようにしたいのですが例年思った通りにはいきません。
とりあえず今月は樹形を完成させるようにと思っています。
4 幹、根を太くするフルメット塗りは今月末までに済ませます。
5 害虫の予防駆除
月1度は病害虫の駆除予防をしておきます。