8月作業

2024年8月 6日 (火)

令和6年8月の作業

 連日の猛暑でに菊づくりの意欲が失せつつあります。
 それでもわが身を奮い立たせて、早朝4時半から5時半までの間に水やりを済ませます。
早起きのおかげで健康維持に繋がりますが、当地は他県と違って高温多湿のようで朝から一段と不快な日々です。

 さて、8月の作業予定を整理してみます。
 ①施肥は先月で終了し、今後は液肥だけを定期的に与えます。
 ②10日前後に仮摘芯をおこないます。
  芽の勢いを揃えるために全部の芽を二葉で切る。 
 ③各枝に針金をかけ全体の形を整える(樹形つくり)
 ④樹冠の頂点に3枚の葉が見えたら、天のみ摘む。
 ⑤シェードを行う
  例年20日過ぎに開始し2週間続ける。
 ⑥病害虫の駆除、消毒


     (8月時点の③作業状況)
 樹形つくりの最中に出た不要の枝はさし芽用の苗にします。
Sasimenae

にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ キクへ
にほんブログ村

 

| | | コメント (0)

2023年7月29日 (土)

令和5年8月の作業

 毎日暑い日が続き、さすがに菊の水やりも早朝がベストのようです。
 屋外で育てているので、この時期は黒色の寒冷紗で日除けを始めました。
 こうすれば水やりが早朝とまではいかないけど、何んとか午前中に済ませることでも効果があるようです。

 8月の作業予定
 ①施肥は先月で終了したので、これからは液肥を施す。
 ②10日~15日の間にいっせいに仮摘芯をおこなう。
  元葉も取り除き、弱い小枝を整理し芽の勢いを揃える。
 ③各枝に針金などして全体の形を整える。
 ④樹冠の頂点に3枚の葉が見えたら、天のみ摘む。
 ⑤シェードを行うのは今年は止める。?
  例年20日過ぎに開始し2週間続けのだが、昨年は2日しない日があっため、追加でしたけど効果なし。
  絶対やめないという決意がないとシェードは完了できない。
 ⑥病害虫の駆除、消毒

(摘芯後の苗)
Tekishingo_20230729084501   

にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村

 

| | | コメント (0)

2022年7月28日 (木)

令和4年8月の作業

 最近、菊づくりの暦が早く変わるような気がしています。
 未だ前月の作業の一端が済んでいないのに次月に暦はめくられます。
 ことしの天候が例年どおりでないことが気持ちを焦らせるのではないかと思うのですが、菊の愛好家の方の気持ちはいかがでしょうか。
 さて、8月の作業を整理してみます。
 ①施肥は先月で終了です。
  液肥だけなら、規定量とその回数分は可能です。
 ②10日前後に仮摘芯をおこないます。
  芽の勢いを揃えるために行うので、全部の芽を二葉で切る 
 ③各枝に針金をかけ全体の形を整える
 ④樹冠の頂点に3枚の葉が見えたら、天のみ摘む
 ⑤シェードを行う
  例年20日過ぎに開始し2週間続ける。
 ⑥病害虫の駆除、消毒
     (昨年の8月時点の作業状況)
R3cyokan



 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村

にほんブログ村 花・園芸ブログ キクへ
にほんブログ村

にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村

 

 


盆栽ランキング

 

 

| | | コメント (0)

2021年8月 1日 (日)

令和3年8月の作業

 7月作業予定は整枝を残し、ほぼ完了しました。
 施肥は一応止め、液肥のみにしてフルメットの塗も余さず液を使い果たして終了です。
 晴れて8月作業を進めたいところですが、7月末は雨が多く水やりはしていません。
 さて、これからの作業内容は例年どおり下記のとおりです。

 ①10日前後に仮摘芯をおこなう
  芽の勢いを揃えるために行うので、全部の芽を二葉で切る 
 ②各枝に針金をかけ全体の形を整える
 ③樹冠の頂点に3枚の葉が見えたら、天のみ摘む
 ④施肥はやめて乾燥気味にして開花を早めます。(液肥は定期的にしていく予定)
 ⑤シェードを行う
  例年20日過ぎに開始し2週間続けるのですが、これは検討中。
 ⑥病害虫の駆除、消毒
(忙しさにかまけて手入れを行うとこのありさまです)
Byokinae



にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村

初めての小菊盆栽 - にほんブログ村

| | | コメント (3)

2020年7月27日 (月)

令和2年8月の作業

 毎日、雨・雨・雨・・・、路地植えの菊は根腐れして枯れています。
 例年だったら水やりを欠かさぬよう早朝にしているのですが、今年は液肥で肥やすこともできません。
 屋外の鉢で素鉢以外の小菊は水浸しで元気がありません。
 整枝作業もままならず、ほったらかし状態です。
 今日は久々に晴れ間が出ているので急ぎ作業の開始です。
 写真は整枝前のもの、これに針金を掛け7月作業の残務仕事を続けます。
 さて、8月の作業は例年通り次のとおりです。
 ①10日前後に仮摘芯をおこなう
  芽の勢いを揃えるために行うので、全部の芽を二葉で切る 
 ②各枝に針金をかけ全体の形を整える
 ③樹冠の頂点に3枚の葉が見えたら、天のみ摘む
 ④施肥はやめて乾燥気味にして開花を早めます。(液肥は定期的にしていく予定)
 ⑤シェードを行う
  例年20日過ぎに開始し2週間続けるのですが、これは検討中。

Seisisag6yomae

にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村

初めての小菊盆栽 - にほんブログ村

| | | コメント (0)

2019年7月28日 (日)

令和元年8月の作業

  今年は例年と違い7月に入っても全く水やりの必要ありませんでした。
 いうまでもなく梅雨のせいです。
 この結果がどう出るかはこれからの作業次第です。
 7月作業のやり残しがあるとすれば摘芯ですが、8月の仮摘芯で行うため一時止めておきます。
 それ以外は一応済みました。
 本日は久々に台風通過で晴れたので、菊の置き場に日よけをしました。
 害虫の被害を心配したのですが、あまり影響はなく、大菊には病気発生したものがありました。
 さて、8月の作業は次のとおりです。
 ①10日前後に仮摘芯をおこなう
  芽の勢いを揃えるために行うので、全部の芽を二葉で切る 
 ②各枝に針金をかけ全体の形を整える
 ③樹冠の頂点に3枚の葉が見えたら、天のみ摘む(先月済んでいるものもある)
 ④施肥はやめて、液肥だけにします。
 ⑤シェードを行う

 写真は現状の栽培棚、雨が多いので摘芯後も旺盛な葉が茂っています。

Karitekisinmae

 

記事がお気にいったら
 下のバナーにポチッとお願いします↙


にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ

 

 

| | | コメント (0)

2018年8月22日 (水)

シェードの実施

  シェードをどんなふうにしようかと思案しているうちに、実施する時期になりました。
 菊の昼の時間と夜の時間を逆転させ、花芽分化を早め早く咲かせたいがためにするのですが、今年は昨年同様8月20日より始めました。
 夕方4時から明朝6時まで実施すれば14時間の遮光時間となりますので、予定では9月10日まで行うつもりです。
 屋外に囲ってシェードするので、台風の影響がないことを願っています。
 囲いの仕方は昨年同様黒シートで覆ってしまいます。
 ただこの時期再び暑さがぶり返し中の菊は蒸れるかもしれませんが、我慢してもらいます。
 
(シェード準備中)
出展する予定のものを選抜し、シェードをする。

Shedo01

(シェード完成)
Shedo02

 
 
 にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月11日 (土)

予備摘芯の実施

 7月20日に最終芽摘みして予備摘芯に備えてきましたので、いよいよ今日は予備摘芯を実施しました。
 既に多くの新芽が出そろっていますので気分よく鋏を入れます。
 樹冠部の予備摘芯はここでは行わず、4日遅れの14日に行う予定です。

(予備摘芯前)
Yobitekisnnmae

(予備摘芯後)
Yobitekisingo

にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月 9日 (木)

天の作り方

 盆栽の仕立てには関係なく、頂点の柳芽を摘芯をしたものから、頂点を芽つみしたものがあり明日には予備摘芯をする予定です。
 その前に天の作り方を整理してみました。
 ①の柳芽をとったものは周りの枝を頂点用に立て替えたものもあります。
 一応これで樹冠部の次期作業を待っていたのですが、②のように8月に入り頂点に3枚の葉が見えてきましたので、そのまま伸ばし天のみ摘みます。
③次に伸びた枝を再び摘芯し1枝に2芽残します。
④ではその結果として蕾が多数出るので9月に入ったら本摘芯で整理をする予定です。
Tentukurikata00_2

にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月 5日 (日)

小菊盆栽の美しきもの(2)

 前回、小菊盆栽の美しさを決定づけるであろう審査の優劣を判定する条件を紹介しましたが、今回はその続編です。
 形態による要点を仕立て方から紹介します。
 参考にするのは、前回同様全菊連の「全国菊花大会」審査基準です。(一部抜粋)
①直幹作り
 根元から垂直に立っており、枝張りは先端がやや下向きしているような姿態がよく、樹心はあくまで直立していること。
 前回紹介した名人の写真がその例です。
②岩木付け
 根は岩または木に密着し、根張りは力強いこと。
③模様木作り
 立ち上がりより左右に変化し、全体が風情のある屈曲した幹模様であること。
 樹心は立ち上がりの垂直線上に近く丸みを帯び、いくぶん前かがみになっていること。

 仕立て方による優劣の判定条件はどれも共通しており、あえて仕立て方別に取り上げる必要はないようです。
 小菊盆栽が美しく見えるとする基準は、前回紹介した「優劣の判定条件」が最も適切なようです。
 花を愛でていただくように育てるには、この条件を参考に作者の思い通りに作ればいいような気がします。

(目標にしたい石付け仕立て 山田健一名人の作品)
Oku03



にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村 

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧