小菊盆栽
2020年11月15日 (日)
2020年11月 9日 (月)
今年の最高位は開花の盆栽
菊花展出品の小菊盆栽
何とか会場で開花しました。
作品は10月の時点で開花していたのは黄色い花のみ。
すでに会場には満開のものがあり、尻込みしてしまいました。
やはりシェードすべきだったかと後悔しましたが、枝ぶりも悪くこと出品することに意義ありと納得の菊花展となりました。
(出品の小菊盆栽)
2019年12月 7日 (土)
土づくり(1)腐葉土
来年用の土づくりは腐葉土づくりから始まります。
雑木の落ち葉を集めコンポストへ堆積すればできあがり、たいして手間ではありません。
しかし、できるまでには最低3か月以上かかりますので、早めに作業に着手します。
今年の5月にはドングリの落ち葉が回収できたので、それが今利用できます。
来年用には下記のとおり作業を始めてみました。
。
(材料) 枯葉200ℓ コメヌカ2k、発酵剤(コーランネオ)400gを用意します。
(手順)
1 枯葉を濡らす。
2 コメヌカと発酵剤を混ぜておく。
3 コンポストに枯葉を入れて2をまぶす。
枯葉と発酵材等を交互に積み込みコンポストがいっぱいになるまで続ける。
4 最後にコンポストに足を入れ軽く踏み固める。
以上で作業は終わり、1か月寝かせておく。
5 その後15日に1回切り返す。
枯葉が乾燥しているようなら水をかけておく。
(発酵材として使用している製品)
2019年12月 2日 (月)
2019年11月30日 (土)
もひとつの楽しみ
開花してから一か月がたち、菊花も終番になりました。
ちょうど里におりてきた紅葉と季節の花が入れ替わり、後は来年用の苗作りへと準備を進めて行きます。
その前に花殻の処理、道具の手入れ片づけなどこまめにやることは山積していますが、この時期が一番感慨深い時です。
実は3年前からのもうひとつの楽しみがあります。
2016年11月小菊の花の交配を試み、翌年5月できた実生で苗を育てて見たところ10月末には交配した花とは違う花が咲きました。
同年出てきた冬至芽をさらに翌年春に挿し芽をして苗を育て2018年10月開花を待ちました。
咲いた花は2017年秋に咲いた色と同じです。
再び冬至芽を挿し芽にして育てた苗は、今年念願の同じ色の花が咲いたのです。
交配から3年にして花色が定着し小菊の新花が生まれました。
かけ合わした花は早咲きの黄色と丁子の赤色で、できた花は花弁にオレンジの縁取りがあり、全体がオレンジより薄い黄色です。
自分の勝手な思い過ごしかもしれませんが、来年同じ色のものができれば新花として花名を命名したいと思っています。
今年は白の花と赤をかけて育てているので、どんな花色が生まれるか楽しみです。
2019年11月23日 (土)
花後の管理(直幹仕立ての場合)
花が終わって枯れたものがあったので、化粧鉢から取り出して定植用の鉢に植え替えます。
苔をはがし、化粧砂も取り除き、古土で増し土をして乾燥肥料を与えておきます。
やがて根元から新芽が出てきたら挿し芽をして苗に育てていきます。
定植鉢の花を咲かせた親木は、それで役目は終わりにします。
しかし、親木の幹から出てきた新芽を利用するとなると話は別です。
うまく成長させ苗のように育てることができれば模様木仕立てができるはずです。
この場合の苗は土台が2年目の古木となります。
来年の苗を育てる方法は以上のように2通りありますが、挑戦して見る価値はあります。
まずは前述のとおり植え替えて冬を乗り越え、新芽を出させる努力をします。
2019年11月20日 (水)
花後の管理
花が終わればとりあえずは一息といったところですが、花後の管理次第で来年の花のできも変わってしまうことをいまさらながら反省しています。
そのためには、どれだけ良い苗ができるかが重要で親株からのさし穂取りがカギを握っています。
(1)花が終わったら早めに花首を落とし液肥や乾燥肥料を与え、消耗した苗を回復させます。
(2)冬至芽が出ている親木は切り落とし、出ていないものは枝も葉もつけたまま出るのを待ちます。
(3)冬至芽が出てきたら選別して弱そうなものや鉢の内側にあるものは切り捨てます。
今年は切るのがもったいなくて結局成長するまで育てたので数が増え、その上ひ弱な苗も多くありました。間引くことも大切です。
(4)寒さにあてることと病害虫の予防のための消毒をする。
今年は開花が遅かったため、まだ花が満開です。上記の作業はもう少し後になりそうです。
2019年11月17日 (日)
開花状況3(直幹仕立て)
2019年11月16日 (土)
開花状況(木付け仕立て)
より以前の記事一覧
- 今年の反省点 2019.11.12
- 令和1年11月の作業 2019.11.04
- 出品前の状況 2019.10.27
- 令和元年10月の作業 2019.09.28
- 肥料抜き作業 2019.09.16
- 本摘芯の開始 2019.09.02
- 令和元年9月の作業 2019.08.31
- シェードの必要性 2019.08.21
- 摘芯を繰り返す 2019.07.19
- 1年7月の作業 2019.06.28
- 根切りの実施 2019.06.18
- 直幹仕立ての基本樹形 2019.06.11
- 繁茂状態の苗の整枝と1の枝の決定(直幹) 2019.06.10
- 石付仕立ての双幹つくり 2019.05.09
- 元葉の繁茂処理 2019.05.06
- 幹も根も太く風格を 2019.04.17
- 31年4月の作業 2019.03.30
- ポット苗の定植 2019.03.26
- ひこばえの木付仕立て 2019.03.14
- 筒植苗の石付け試行 2019.03.09
- 31年3月の作業 2019.03.01
- 「小菊盆栽鑑賞」カテゴリーの設置 2019.02.18
- 小菊盆栽の品種一覧 2019.02.16
- 赤玉土の発酵作業経過 2019.02.13
- 31年2月の作業 2019.02.05
- コメヌカ発酵状況 2019.01.31
- 小菊盆栽の培養土つくり 2019.01.19
- 越冬病害虫の防除 2019.01.14
- 直幹仕立用のさし芽の実施 2019.01.12
- 筒植え苗の植え替え 2019.01.04
- 31年1月作業 2018.12.29
- 古木の芽吹き 2018.12.15
- 古土の消毒 2018.12.05
- 30年12月の作業 2018.11.30
- 古木として保存する 2018.11.24
- 花後の処理 2018.11.23
- 菊苗育成日記(1) 植えつけ 2018.11.18
- 今年栽培した品種 2018.11.14
- 小品盆栽鉢植え 2018.11.12
- 木・石付け育成苗の定植経過 2018.11.10
- 菊花展寸景(御前崎市あらさわふる里公園) 2018.11.05
- 今年の出品雑感 2018.11.03
- 30年11作業 2018.11.01
- 出品前の一手間 2018.10.30
- 菊花展出品準備完了 2018.10.28
- 化粧鉢への定植(直幹仕立ての場合) 2018.10.24
- 植え替えてコケを張る 2018.10.19
- 化粧鉢への定植(石付き仕立ての場合) 2018.10.16
- 化粧砂の準備 2018.10.14
- 化粧用のコケの収集 2018.10.13
- 摘蕾の仕方に注意 2018.10.12
- B ナインの散布(最終) 2018.10.11
- 台風24号の影響 2018.10.05
- 30年10月作業 2018.09.24
- 着蕾したら肥料抜き 2018.09.21
- 来年用木、石付け用苗づくり 2018.09.14
- 小菊の小品盆栽 2018.09.13
- 整枝作業の継続 2018.09.11
- 本摘芯後のBナイン散布 2018.09.07
- 模様木の仕立ての本摘芯 2018.09.02
- シェードの実施 2018.08.22
- 予備摘芯の実施 2018.08.11
- 天の作り方 2018.08.09
- 小菊盆栽の美しきもの(2) 2018.08.05
- 小菊盆栽の美しきもの(1) 2018.08.03
- 30年8月作業 2018.07.28
- 天の芽摘みで樹冠作り 2018.07.18
- 来年用苗の挿し芽 2018.07.16
- 直幹仕立ての整枝状況 2018.07.15
- 模様木仕立ての整枝状況 2018.07.13
- 直幹仕立ての草丈調整 2018.07.08
- 菊の虫の事 2018.07.02
- 柳芽の処理 2018.07.01
- 30年7月作業 2018.06.25
- 来年用親木の苗づくりと挿し芽の準備 2018.06.22
- 小枝の摘芯 2018.06.20
- 菊の守護神 2018.06.18
- 栽培場の夏対策 2018.06.14
- 主枝の摘芯 2018.06.06
- 直幹仕立ての枝つくり 2018.06.04
- 30年6月作業 2018.05.31
- ムダ枝の除去 2018.05.28
- 基本樹形のための摘心位置 2018.05.26
- 害虫発見!キクスイカミキリ 2018.05.25
- キクスイカミキリの被害 2018.05.22
- 直幹の整枝 2018.05.18
- 3回目の植替え 2018.05.14
- 30年5月の作業予定 2018.04.30
- 元葉を取るタイミング 2018.04.22
- 筒植え苗の石つくり 2018.04.21
- 2回目の植え替え模様木仕立ての場合 2018.04.20
- 理想的な側枝 2018.04.14
- 第2回目の植え替え 2018.04.11
- 幹、根を太くする方法 2018.04.07
- 木.・石付けの要領補足 2018.03.31
- 30年4月の作業 2018.03.24
- 第1回摘芯と仮曲げ(模様木仕立て) 2018.03.21
- 木付仕立て用の枯木の処理 2018.03.18
- 筒植えから石付け 2018.03.16
- 平鉢定植のアイデア 2018.03.13
- 加温のさし芽の植え替え状況 2018.03.11
- 模様木仕立ての枝つくり 2018.03.07
- 30年3月作業 2018.02.28
- 1月29日無加温さし芽の結果 2018.02.26
- 筒植え新芽の木・石付け 2018.02.25
- 挿し芽苗の定植(模様木仕立て用) 2018.02.24
- 発酵熱温度の推移 2018.02.20
- さし芽苗作業経過 2018.02.15
- 普通盆栽の鉢上げ 2018.02.12
- 30年2月作業(追加) 2018.02.11
- 昨年の挿し芽苗の点検・植え替え 2018.02.05
- 赤玉土の発酵作業1日目 2018.02.02
- 30年2月の作業 2018.01.23
- 土づくり(2) コメヌカ発酵切り返し 2018.01.20
- さし芽苗の現状(30年1月の場合) 2018.01.19
- 土つくり(1) コメヌカを発酵 2018.01.17
- 名人の名言(5) 木付けつくり仕立て 2018.01.15
- 腐葉土作りに追加肥料分 2018.01.13
- 寒さに閉口 2018.01.11
- 無加温さし芽の結果 2018.01.07
- 直幹、普通盆栽仕立て用の挿し芽の実施(2) 2018.01.04
- 名人の名言(4) 盆栽つくりの十二忌 2018.01.03
- 名人の名言(3) 普通盆栽作り仕立 2018.01.01
- 30年1月の作業 2017.12.30
- 名人の名言(2) 直幹作り仕立 2017.12.26
- 腐葉土の切り返し 2017.12.25
- 名人の名言(1) 2017.12.24
- 年末までの作業 2017.12.23
- 名人の培養場 2017.12.12
- さし芽の実施(1) 2017.12.01
- 仕立て別作業計画について 2017.11.29
- 29年12月作業 2017.11.26
- 自分で作る腐葉土 2017.11.24
- 小菊盆栽花後の管理 2017.11.22
- 筒植え苗の管理 2017.11.21
- 木つけ仕立て用枯れ木 2017.11.18
- 小菊満開 2017.11.11
- 静岡県菊花展寸景2 2017.11.08
- 静岡県菊花展寸景 2017.11.07
- 丹精を賞でる 2017.11.03
- 「菊つくりコツのコツ」拾い読み 2017.11.02
- 29年11月作業 2017.10.29
- 直幹仕立ての化粧鉢定植 2017.10.23
- 来年用苗の親木の管理(筒植え) 2017.10.21
- 化粧鉢への定植(直幹仕立て実践編) 2017.10.20
- 木、石付けの化粧鉢定植(実践編) 2017.10.19
- 蕾の選定樹冠の場合(直幹仕立て) 2017.10.14
- 石付き仕立ての化粧鉢上げ 2017.10.13
- 来年用苗の蕾処理 2017.10.10
- 化粧鉢への定植 2017.10.09
- 化粧砂つくり 2017.10.07
- 摘蕾に苦慮 2017.10.01
- 29年10月作業 2017.09.29
- 10月作業の準備 2017.09.11
- 直幹仕立ての本摘芯実践 2017.09.03
- 本摘芯の実施詳細 2017.09.02
- 29年9月作業 2017.08.31
- 規則正しい生活 2017.08.24
- シェードのできばえ 2017.08.22
- シェードの効果 2017.08.19
- 病害虫駆除 2017.08.18
- 29年8月作業 2017.08.03
- 小、孫枝の誘引、摘芯 2017.07.23
- 柳芽の発生 2017.07.14
- 第5回目の植え替え(模様木仕立て) 2017.07.11
- 石、木付仕立ての来年用の苗づくり 2017.07.09
- 栽培苗の種類 2017.07.07
- 作業状況の点検 2017.07.01
- 主枝の小枝つくり 2017.06.29
- 29年7月の作業 2017.06.27
- 直幹の摘芯 2017.06.25
- 無駄枝を残す理由 2017.06.21
- 殺菌剤探し右往左往 2017.06.09
- もう一つの楽しみ 2017.06.08
- 黒さび病発生 2017.06.04
- 油断大敵 2017.05.30
- 培養土のこと 2017.05.27
- 3回目の植え替え(直幹仕立ての場合) 2017.05.26
- 3回目の植え替え(模様木仕立ての場合) 2017.05.24
- 3回目の植え替え時期 2017.05.23
- 来年用苗づくり 2017.05.19
- 農薬散布のコツ 2017.05.18
- 元葉とりは親子関係を断つ? 2017.05.17
- 針金の巻き方のコツ 2017.05.16
- 主幹の摘芯時期 2017.05.13
- 針金の選択 2017.05.12
- 脇芽の生長による元葉とり 2017.05.10
- 2回目の植え替えで気付いたこと 2017.05.09
- 第2回目の植え替え実施 2017.05.05
- 29年5月の作業 2017.04.30
- 模様木用の針金掛け 2017.04.28
- 春の購入苗の育て方 2017.04.21
- 計画的な施肥 2017.04.14
- 摘芯と仮曲げ 2017.04.07
- 29年4月の作業 2017.03.31
- 挿し芽苗のポット植え 2017.03.25
- 29年3月の作業 2017.03.04
- 冬至芽の状況 2017.02.24
- 29年2月の作業 2017.02.19
- 発酵土つくり 2017.02.09
- 土づくり作業結果 2017.02.03
- 直幹仕立て用苗の挿し芽 2017.01.27
- 土づくり作業1日目 2017.01.20
- 越冬苗の消毒、殺菌 2017.01.09
- 木、石付用苗の植え付け 2017.01.06
- 29年1月の作業 2017.01.05
- 古土の再利用のために 2016.12.03
- 28年12月作業 2016.11.27
- 花後の管理 2016.11.23
- 開花時期 2016.11.18
- 小品盆栽を作ってみました 2016.11.15
- 楽寿園菊まつりを鑑賞 2016.11.11
- 小国神社の菊花展 2016.11.08
- 浜松菊花大会を見学する 2016.11.04
- 菊花大会の反応Q&A 2016.11.03
- 28年菊花展出品 2016.11.01
- 花の仕上げ 2016.10.27
- 化粧鉢への植え替え 2016.10.22
- 元葉とり 2016.10.14
- 日本を代表する秋の花 2016.10.01
- 蕾出る 2016.09.30
- 10月の作業 2016.09.27
- 最後の摘芯終了 2016.09.18
- シェードの方法 2016.09.11
- 薬剤散布 2016.09.02
- 28年9月の作業 2016.09.01
- 仮摘芯の実施 2016.08.23
- 直幹樹形つくりと整枝 2016.08.04
- 28年8月の作業 2016.08.03
- 28年7月の作業 2016.07.03
- 28年6月の作業 2016.06.03
- 直幹仕立の無駄枝処理 2016.05.28
- 脇芽の元葉処理 2016.04.17
- 4月の作業の追加…根を太くする 2016.04.08
- 28年4月作業 2016.03.31
- 模様木用ひこばえ鉢上げ 2016.03.19
- 直幹挿し芽の鉢植え 2016.03.09
- 挿し芽の鉢上げ方法 2016.02.25
- 冬季間の苗の育成法 2016.02.01
- 苗の消毒、予防 2016.01.20
- 新芽の管理 2015.12.29
- 12月の作業 2015.12.08
- 古土の再利用 2015.12.06
- 古土の活用法3 2015.12.04
- 古土の活用法2 2015.12.03
- 11月の作業 2015.11.14
- 今年の反省 2015.11.12
- 菊花展へ行ってみよう! 2015.11.08
- 菊花大会の開催 2015.11.03
- 丹精の結果はいかに 2015.10.30
- 鉢選び 2015.10.08
- 10月の作業 2015.10.03
- 花芽出始める 2015.09.27
- 雨、雨、雨 2015.09.18
- さし芽の手順 2015.09.05
- 9月の作業 2015.09.03
- シェードの実施 2015.08.26
- 8月の作業 2015.08.19
- 7月の作業 2015.08.07
- 根張り 2015.07.04
- 摘芯、摘芽 2015.07.01
- 5月、6月の作業 2015.06.23
- コケの培養 2015.06.17
- 元葉と新芽の関係 2015.05.23
- 4月の作業 2015.05.08
- 28年石付き用筒植え 2015.04.21
- 2月、3月の作業 2015.04.09
- 挿し芽苗の定植 2015.04.07
- 挿し芽の実施 2015.02.25
- 1月までの作業 2015.02.01
- はじめに 2015.01.04