なぜ枯れたのか
梅雨の長雨は小菊の生育にも影響し、鉢が草茫々の中に隠れてしまっています。
やっとの思いで育成棚まで草刈りを済ますや、目に入ったのは葉が枯れ落ちた無残な姿でありました。
屋外で育成しているために、この長雨では太刀打ちできません。
久々の雨の合間に草刈りと整枝をしようとしたのですが、整枝の針金も取り忘れ、枝に食い込んでいるものばかり。
さてさて、愚痴はともかくまずは写真の枯れたものからどう処分するのか、思案のしどころです。
病名は黒斑病か褐班病だと思いますが、病気はかなり進んでいます。
この鉢は他の鉢の消毒後に仕立てたものなので、薬剤散布はしてなかったと思います。
この状態では手の施しようがないので他の鉢とは区別して枯葉は切除し、様子を見ることにします。
処分するときは他の鉢に感染しないようにと思っています。
手引書によると、菊に最も発生の多い病気で、生育期間中はいつでも発生する。特に気温24から28度の梅雨期と秋に発生が多い。盛夏になればこの時期は少ない。防除薬剤にはベンレート、ダコニールなどを散布する。
多湿状態、肥料切れ、チッソ過多が原因のようでこの鉢に限っては思い当たる節がありました。反省!