名人の名言(1)
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梅雨の長雨は小菊の生育にも影響し、鉢が草茫々の中に隠れてしまっています。
やっとの思いで育成棚まで草刈りを済ますや、目に入ったのは葉が枯れ落ちた無残な姿でありました。
屋外で育成しているために、この長雨では太刀打ちできません。
久々の雨の合間に草刈りと整枝をしようとしたのですが、整枝の針金も取り忘れ、枝に食い込んでいるものばかり。
さてさて、愚痴はともかくまずは写真の枯れたものからどう処分するのか、思案のしどころです。
病名は黒斑病か褐班病だと思いますが、病気はかなり進んでいます。
この鉢は他の鉢の消毒後に仕立てたものなので、薬剤散布はしてなかったと思います。
この状態では手の施しようがないので他の鉢とは区別して枯葉は切除し、様子を見ることにします。
処分するときは他の鉢に感染しないようにと思っています。
手引書によると、菊に最も発生の多い病気で、生育期間中はいつでも発生する。特に気温24から28度の梅雨期と秋に発生が多い。盛夏になればこの時期は少ない。防除薬剤にはベンレート、ダコニールなどを散布する。
多湿状態、肥料切れ、チッソ過多が原因のようでこの鉢に限っては思い当たる節がありました。反省!
花が終わればとりあえずは一息といったところですが、花後の管理次第で来年の花のできも変わってしまうことをいまさらながら反省しています。
そのためには、どれだけ良い苗ができるかが重要で親株からのさし穂取りがカギを握っています。
(1)花が終わったら早めに花首を落とし液肥や乾燥肥料を与え、消耗した苗を回復させます。
(2)冬至芽が出ている親木は切り落とし、出ていないものは枝も葉もつけたまま出るのを待ちます。
(3)冬至芽が出てきたら選別して弱そうなものや鉢の内側にあるものは切り捨てます。
今年は切るのがもったいなくて結局成長するまで育てたので数が増え、その上ひ弱な苗も多くありました。間引くことも大切です。
(4)寒さにあてることと病害虫の予防のための消毒をする。
今年は開花が遅かったため、まだ花が満開です。上記の作業はもう少し後になりそうです。
そろそろあちらこちらで桜が散り始めました。
樹齢が古そうな桜は、根も幹も風格があります。
今年はこんな盆栽に育ててみたいと思うのですが、直幹仕立てに期待するのは無理なようです。
しかし、昨年の古木なら何とかなるかもしれません。
昨日、岩付の古木や模様木にもフルメット処理をしてみました。
今年のさし芽の木にも同様に、下記の塗り方に従って第1回目をしてみました。
記
定植した苗の幹を太くするためフルメット溶剤を使用します。
フルメットとは協和発酵バイオが取り扱う薬品で、本来の使用目的はぶどう、キウイフルーツの果実肥大やメロン類の着果促進をはかるものだと表示されています。
菊つくりでは幹や根を太くするために使用します。
オキシベロンを使うという人もいますけど、使ってみた結果からはフルメットの溶液を薄めに幹に塗ることにしました。
溶液はひと瓶に50cc入っており、50倍液を作り展着液を混ぜ10日~15日ごとに塗ります。
今月は10倍液にして、1回目は2㎝、2回目は4㎝、来月からの3回目は50倍液で6㎝、4回目は8㎝、5回目は10㎝、6回目は12㎝と
目分量で塗っていきます。
塗る時期は4月から7月中旬まで(7月下旬は薬害が出るため)
月2回塗ったとすると7回塗ることになります
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