直幹仕立

2024年6月26日 (水)

直幹仕立ての整枝状況

 今年は冬至芽からの挿し芽が遅れたせいもあって、冬至芽そのものから直幹に仕立てています。
 まだまだ幹や根が太くならないのが悩みの種ですが、ベテランさんは次々と大きな鉢へと移し替えています。
 フルメットで幹を太くするのもあと1か月程度なので、計画的に塗っていきたいですね。
 根は露出しておくことで太らせることができることから、根に被った土を取り除くだけでも効果的でしょう。

 20240609_090009

 

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2023年6月18日 (日)

直幹仕立ての整枝とムダ枝整理

 直幹仕立ての針金を外し、ムダ枝を整理してみました。
 直幹仕立ての鉢は2通りの針金掛けで整枝をしてあり、本日取り外しました。
 ですが、枝に直接針金を掛けたものは元葉も伸び脇枝も伸びているため外すのに苦労しました。
 取り付けるより外すほうが注意を要します。
 案の定せっかく伸びた枝を折ってしまい、1の枝を含め全体の整形が必要になってしまった鉢もありました。
 一方、枝そのものにかけないカギ棒方法はいとも簡単に取り外しが可能です。
 しかし難を云えば取り付け部分より先が下がらず上を向いていますので再度の調整を要します。
 枝を折ってしまうよりはこの方が安全でした。
 整枝後は幹に出たムダ枝を取り除き、一部の枝先を摘心しておきます。
 主幹の根元に残しておいたムダ枝は今月中にすべて取り去る予定です。
Cyokanseisi23

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2023年6月 8日 (木)

直幹仕立ての元葉除去後の整枝

   直幹仕立の鉢は梅雨に入ってあっという間に元葉が繁茂し、脇枝が隠れてしまっています。
 邪魔な元葉を取ってみると脇枝は10cm以上に伸びているので、半分程度に切り詰め整枝をしていきます。
 この場合の整枝は
 ➀頂芽の柳芽の除去
 ②脇芽(脇枝)を切り詰める
 ③主枝、脇枝を針金で下げる
 ④頂芽付近はBナイン(300倍)を塗る
 頂芽の柳芽を切り去り、他の枝を頂芽にするとどうしても徒長の傾向があるので、そうならないように抑えるためにBナインを塗ります。
 正面位置を決め、一の枝ほか主枝が5cm以上伸びたものはアルミの針金を巻きつけ水平以下に下げ整姿します。
 それ以外は主幹からの枝が、平行の位置に出ているものはどちらかを除去します。
 今回は脇枝を切り去らず整姿するため針金掛けは厄介なのでカギ棒で引き下げてみました。
 ・・・1鉢は針金掛けをしてみたところ主枝を折ってしまったので、ビビッてその後はカギ棒で引き下げることにしました。
(直幹仕立ての現状)
Cyokanwakime

(整枝後)
Cyokanseishi

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2023年5月14日 (日)

直幹仕立て用苗生育順調

 年の初めに挿した芽が何とか順調にここまで生長してきました。
 目下、フルメットを塗って茎を太らせようとしているところです。
 同時に根も太らせようと塗ってはいますが未だ効果はないように見受けられます。
 苗の生長具合に合わせ根の本数を減らしながら露出度を高くしていけば根も太っていくのではと期待しているところですが。
 肥料は乾燥肥料を与え、1週間に1度液肥を散布していきます。
 体幹はまっすぐに伸びるように両脇で支え固定しておきます。
 これからは脇芽が出て来るので元葉取りのタイミングにも注意を払っていきます。
 
Cyokkannsitateyounae23_20230513170201


 

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2022年9月11日 (日)

摘芯後はBナインの散布

 シェードの期間は昨日で終了しました。
 別段問題もなく、時間だけが経過したのですが、昨日の早朝などは暗すぎて取り外してもしているような感じがしました。
 本摘芯は2度行い、そのつどBナインを散布、今月末までに再度行いたいと思います。
 これまでBナイン散布は適量の水に展着液を入れてよくかき混ぜてからBナインを入れて500倍液を作ります。
 摘芯後の直幹仕立ては蕾が見え始めたら枝とともに見栄えをよくしていきます。

Cyokukanhontekisin

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2022年8月31日 (水)

4年9月の作業

 8月20日から盆栽菊のシェードを始めました。
 毎日午後4時にはシェードをして、翌日の早朝6時にはずしています。
 今のところ自分が不在の日は家族の協力を得てシェードを予定どおり進めています。
 このまま9月10日まで続けます。

 さて9月の作業は花付きを良くするための摘芯を中心に作業をすすめ、併せて整枝も済ませていきます。
 
 ①本摘芯の実施
 ②摘芯後はビーナインを散布する。
 ③肥料は液肥のみを与える。

 整枝で気になるのは直幹仕立てで、シェードはこれだけをしているのですが、直幹仕立ての摘芯は3回に分け実施します。
 毎年下記の図を参考にするけれど、思いどおりには進みません。
 
 (本摘芯の仕方)
 Cyokanzu

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2022年7月12日 (火)

整枝後の直幹仕立て

 随分と雨が降り屋外に出しておいた菊鉢の生長は著しいものがあります。
 まだ、整枝していない鉢の幹は全体が葉で覆われてしまって、さてさてどれを1の枝に、3の枝にするのかが迷うほどです。
 そんな中知り合いの鉢を見せていただくと、すでに整枝がされ見事に直幹仕立てになっています。
 これを参考に今月中には整枝を済ませたいと思っています。
 Koedatekisinngo

 

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2022年6月23日 (木)

直幹仕立ての基本形

 直幹仕立てを予定しているものは主枝を決めれば針金を掛け整姿していくのですが、前面を決めたものの苗の種類により枝ぶりが異なり主枝をどれにするのか悩んでいます。
 このままほっとくと脇芽、枝が出てきてまたまた悩みが多くなりますので、直幹の基本形をしっかり頭に叩き込んでおきます。
 図は草丈55cm~60cmの主枝のつけ方の基本であり、針金を掛けながら整枝をする参考にしていきます。

Cyokukankihonkei_20220623134301

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2021年12月17日 (金)

挿し芽の実施(2)さし芽の実際

 さし芽用の苗を探したところ、露地植えの小菊の親木が元気よく、勢いのある芽を伸ばしています。
 これを使ってさし芽の試行をしてみます。
 (用意するもの)
  ・さし穂(さし芽用の冬至芽)
  ・オキシベロン
  ・ルートン(発根促進剤)
  ・50Wの電気マット
  ・古毛布(代用タオル)

    (挿し芽の実際)
  1さし穂を採取します。4~5cm程度の長さで切り取る。
  2オキシベロン50倍液に漬けておく。2時間程度
      3水揚げの切り口を再度切り取り、ルートン(白い粉)をつけて挿し芽床に挿します。
  4最後にマットの電源を入れ、用土の温度を20度から24度程度に保ちます。
    5室内で保温管理するので、温度が高ければタオルを敷いて温度調節をします。
  6屋内は夜間暖房しないので平均温度を保つため、育苗箱内の周囲にもみ殻を入れてみました。

 下の写真ではもみ殻の部分で28度から30度ありますので、タオルを2重に敷いて24度前後に設定しました。
 これで20日間観察してみます。
R312

 

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2021年12月14日 (火)

挿し芽の実施(1)さし芽床つくり

 親木の生長と昨年開花の株から冬至芽が見えてきました。
 さっそくさし芽を実施してみようと思います。
 昨年は2月ごろフレーム内でやったところ、昼間の温度が上がることで発根が進み、時間がかかりましたけどさし芽はできました。
 今年は加温をして少し早めに実施してみます。
 ですが肝心の苗は4cmの長さに達せず、もう少し様子見です。
 準備だけはしておこうと思います。
 挿し芽用の芽(さし穂)は鉢の淵まで伸びた地下茎の頂芽を選びますので、親株に活力剤を施し、しっかり潅水して準備を整えます。
 選ぶ理想の苗は下記の図のとおりです。

 12tukino-oyakabu
 次にさし芽床の用土を準備をします。
  準備するもの(用土)
 ①バーミュキュライト3L
 ②クンタン
 ③鹿沼土小粒
 混ぜる割合は①6、②2、③2
 手順
 ①と③は篩の小にネットを掛けて微塵のみを取り除きます。
 ①②③を混ぜ合わせてさしめ床の出来上がり。

Sasimedoko
 太い勢いの良い芽ができるのを信じながら1月末までにさし芽を実施する予定です。
 出来上がりは直幹仕立て用とする苗になります


 

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