筒植え苗つくりの発根状況
4月に冬至芽の小苗を筒植えにして石付け用の発根を試みようとしてみました。
約2か月の筒植え結果は御覧のとおり、根は細いけど15cmを越えるものもあります。
早速、仮の石を使って盆栽風に形作ってみました。
根が活着したころを見計らって、本数を整理していきますが、当面は根と茎を太くすることに努め、フルメットの散布をしつつ、本数を減らしていきます。
(筒植え状況)
(発根状況)
4月に冬至芽の小苗を筒植えにして石付け用の発根を試みようとしてみました。
約2か月の筒植え結果は御覧のとおり、根は細いけど15cmを越えるものもあります。
早速、仮の石を使って盆栽風に形作ってみました。
根が活着したころを見計らって、本数を整理していきますが、当面は根と茎を太くすることに努め、フルメットの散布をしつつ、本数を減らしていきます。
(筒植え状況)
(発根状況)
今年咲かさせた鉢のうち、新芽が出始めたものは石付け仕立て用に筒植えにして根を育てていこうと思います。
写真の根は模様木仕立てにしてあった根元付近ですが、若干太い根が出ていますので筒植えにしてさらに伸ばし石付けになるように育ててみます。
単独の鉢に植えようと思いましたが、面倒だということと小鉢だと風で倒れてしまうので大鉢に筒植えをまとめて管理することにしました。
➀根の整理 細い根は切り取り太い根を残します。
②筒の準備 当面は根があまり長く伸びないので鉢底はごろ土を入れ筒を安定させておく。筒の中は古土を入れ根をまっすぐになるよう植えこむ。
③施肥 根を切るので筒の中で新芽が安定したらする。
④置き場所 温かいところに置くのがベストだが、無理をせず冷たい風が当たらないところで育てる。
遅くなったけど、さし芽を実施できましたので発根が楽しみです。
今思えばこんなに遅れたのは、去年さし穂をとるための親木作りが悪かったためと反省しています。
そこで、暖かくなって葉の生長も進んだので、親木づくりのためのさし穂をとる必要があり、まずはその手順から見直しをして作業を進めてみます。
予定では5月初めにさし芽をして夏場に成長した親木をつくり、それよりさし穂を採り、再びさし芽をして来年咲かす苗を作ります。
すぐやることはさし穂の管理です。
これは大菊を作るときにする作業で小菊には必要ないかと思っていたのですが、冷蔵処理のメリットを考えるとこの方法もありかなと実践してみようと思います。
①冬至芽から元気なさし穂を採る。
②その際、葉を多くつけたまま切り取り新聞に包む。
③さらにその上に濡れ新聞でくるみ、ビニール袋へ入れる。(濡れ新聞を入れるのは先輩たちのやり方ですが、これは良くないという声も聞きます)
④冷蔵庫の野菜室か食品棚ヘ置く。
➄20日後に取り出しさし芽をする。
大菊の場合の冷蔵処理のメリットとは
①発根が早い②発根数が多い③鉢上げ後の活着が早いなどとありますが、その後は丈夫に育つことが最大の利点のようです。
下記の写真は昨年5月にさし穂を採り10月にさし芽をしたもの。石付き仕立てにしてある。