土づくり

2023年4月29日 (土)

古土利用の培養土つくり

 古土をバスアミドで消毒後、早速小菊用の培養土を作りました。
 古土4、腐葉土3、パーライト1、クンタン、小菊用に小粒赤玉土1(発酵済)の割合で混合して利用します。
 大菊用には大粒、中粒赤玉土を混ぜて利用すれば古土も無駄なく使え、後は施肥をすれば菊づくりの土として十分な量の土が用意出来ました。

 Baiyodofurututiriyo

 

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2023年4月27日 (木)

バスアミド消毒の結果は?

 バスアミドを古土に混ぜて消毒をして10日以上が経過したので、袋から取り出し土をかき混ぜながら乾かしました。
 すると結果はヨトウムシでしょうか土に紛れて出てきました。
 もちろん死んでいます。効果はあったようです。
 日光消毒をした後は腐葉土などを混ぜて、菊の土を整えていきます。
 日頃、栽培中は病害虫の予防もしているのに、いつの間にか入り込んでしまうのですね。
 菊の敵も然るものです。
Basuamidogo

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2023年4月16日 (日)

古土の活用法(再利用するために土の消毒をする)

 これまでも試行錯誤しながら古土の再利用して、菊のための土づくりをしてきました。
 今年は既にさし芽を済ませ苗作りをしています。
 後は植え替えを終えたら様々な仕立て方を実施すればおのずと盆栽はできていきます。
 ですが不足するのは植え替え後の用土の準備です。 
 さし芽後の古木の鉢の土は必要ありません。
 ひっくり返して土を出してみると、ヨトウムシやら、ムカデまでどこから鉢に住み込んだのか。
 これでは再利用は困難です。
 そのためには用土を消毒するか捨てるしかありません。
 しかし折角腐葉土を作り、施肥もして土づくりをしてきたものだから捨てるのはもったいないです。
 残るは消毒です。
 その方法は2つ(菊つくりコツのコツ:上村遥著 参考)
1 天日干しの方法 
2 バスアミド法の活用です
  どちらも例年実施しているので要領はわかります。この時期は2バスアミド法が有効です。 
  このブログでも紹介しているので初めて知ったという方は記事を検索してみてください。
  さっそく本日消毒用の土を袋詰めをして2の方法をしてみました。

Basuamido_20230415151301

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2023年3月15日 (水)

赤玉土の発酵処理

 これまで小菊盆栽用に使う土は大菊づくりの土を流用して、赤玉だけは小粒にして小菊盆栽用に使っています。
 今回は菊愛好会の方から赤玉土の簡易な発酵方法を進められましたので、挑戦してみました。
 赤玉土(小粒)14キロの発酵処理を試してみます。 
 用意する材料は納豆1パック、砂糖50g、米ぬか2L、水5L、赤玉土14K
 作業の日の気温13度
 (手順)
 ➀ 水1Lに納豆を入れてかき混ぜ、砂糖全量を入れて溶かす。
 ② 残りの水4Lを➀に加え混ぜ合わす。  
 ③ 赤玉土全量に米ぬか全量をまぶし混ぜ合わす。
 ④ ③に②を加えよく混ぜ合わす。
 ➄ 以上で作業は終了。④を次の日から毎日切り返し、温度の上昇を見守る。
 (温度の変化)
 作業当日は温度変わらず。
 2日目 変化なし
 3日目 多少上がる。32度
 4日目 常温に戻る
 5日目 加温開始(常温から電気マット使用)
 6日目 この日の気温13度    加温の効果50度 
  以後4日間温度が50~40度続く。
 現在10日目常温に戻る。発酵完了

 (準備するもの)
 右から米ぬか、砂糖、納豆パック
Akadamahakkor5 

(発酵後)

Hakogo


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2023年1月24日 (火)

古土再利用のための準備

 挿し芽をするために切り取った元木は廃棄して、土はもったいないので再利用をします。
 開花時期までは消毒をしたりしているので害虫対応はできていたと思う鉢でも、ひっくり返してみるとヨトウムシ、やネキリムシがでてきました。この分でいくと他の鉢も同様だと不安になります。
 古土が集まったら例年どおりバスアミド粒剤で土の消毒を実行する予定です。
  

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2022年5月 7日 (土)

落ち葉の収集と腐葉土つくり

 いろいろ試行錯誤の末、腐葉土は例年ドングリの落ち葉を利用して作っています。
 菊づくりの先輩たちはこぞって秋の大会が終わり冬到来となると落ち葉拾いだといってましたが、これは彼らの作業日程であってそれほど意味を持つものではありません。
 まずは落ち葉を拾うことから始めます。冬には枯葉が舞い散るので収集は楽です。しかし、5月は椎の系統にも落葉が始まるのです。
 この落ち葉を集め毎年腐葉土つくりをしています。
 雨風に叩かれ吹かれて既に腐葉土らしい土くれが表面に残っているものがあります。
 5月の落ち葉はこの時の枯葉を収集するのです。
 作り方はいたって簡単。用意するものは落ち葉、米ぬか、発酵材などで、集めた落ち葉を水に漬け、コンポストなどで米ぬか、発酵剤と混ぜたものを積み重ねて発酵させます。
 この枯葉を発酵させることで腐葉土とします。
 この作業で完成したものは来年の菊づくりに使うのが最適で、もちろん発酵が進んでいれば秋には使えるかもしれません。
Dongurinootiba

 

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2022年1月27日 (木)

培養土づくり

 今年のさし芽作業が遅れる中で唯一できる作業は培養土づくりです。
 腐葉土は大菊用に作ったもので葉の原型が残っていますが、揉みほぐし細かくして小菊用の培養土として混合します。
 (混合するもの)
①腐葉土 全体の割合5
②赤玉土  中粒         3(粗めのほうが根が太くなるので小粒ではない)
③砂                       1
④クンタン              少々
➄乾燥肥料     少々

現在の冬至芽の出具合は「神代桜」が小柄ながらも多数出てきましたので、液肥を施し生長を待ちます。

Tojime1gatu

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2021年5月 8日 (土)

落ち葉の収集

 落ち葉を集めるなら冬の木枯らし吹くころが常識ですが、最近では春真っ盛りのころに落ち葉を集めて腐葉土作りに励んでいます。
 昨日、知り合いからシイの落ち葉が集まったとの連絡があり、集められた枯葉をもらい受けてきました。
 落ち葉は杉木立の間にあるシイの大木、冬に集めたときは杉の小枝や雑木の葉が混じり腐葉土つくりにはやっかいものです。
 杉の葉は常緑樹なので枯れるまでにはなかなか至らず、除去作業が面倒です。
 春の落ち葉はこれがなく、きれいなシイの落ち葉だけが手に入ります。
 次の作業はコンポストへの詰込みですが、集めた量からコンポスト2つ分あります。
 ところがコンポストの一部が昆虫の幼虫で占拠されているため詰め込むスペースが減ってしまいました。(去年枯葉に交じって入っていた?)
 詰め込めない分は露地へ置いておくことにしました。
 今晩は雨だというので枯葉が濡れるように戸外に出したままにして、明日以降に詰め込むため、米ぬかとコーランを混ぜ合わせて準備を整えておきます。
 小菊盆栽を育てるだけならこんなにしてまで腐葉土を作らなくていいのですが、大菊や懸崖つくりとなると多い分には申し分ありません。
Kareha01
Kareha02

 

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2021年5月 4日 (火)

腐葉土からモミジ

 菊の培養土は排水がよいことが第1条件ですが、更に土に力をつけるためには腐葉土を混ぜるために腐葉土をつくり必要があります。
 昨年落ち葉を集めて堆積した腐葉土を今年から使っています。
 コンポストで落ち葉を堆積して発酵させて使うので、最初のうちはよくひっくり返しておきます。
 さて、春先からの植え替えで腐葉土が減ってきたので、コンポストの中を覗いたところ、何んとモミジの苗が育っていました。
 腐葉土にする落ち葉はブナ、シイなどですが近くにある木などの落ち葉も混ざりますので、モミジがあってもおかしくはないのです。
 すでに紅葉までしており、早速小盆栽でもつくってみようと植え替えてみました。
 

 

 Momiji

 

 

 

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2020年12月 1日 (火)

古土の処理

 花が終わった鉢の古土は例年どおり再利用するため、土の消毒をして保存します。
 不要になった盆栽の鉢をひっくり返して、まず日光にあてて乾かします。
 育成中の薬剤散布が効果があったのか、今年は害虫類が出てきません。
 これなら申し分はないのですが、それでも消毒するに越したことはありません。
 古土はそれなりに栄養価も高く捨てるのはもったいないので、例年どおり「バスアミド粒状剤」で消毒処理をして保存しておきます。

Basuamido

Cat01

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