名古屋城菊花大会見学記
先月の始め、名古屋城の菊花大会を見学してきたので盆栽菊に限って紹介します。
ここでは小菊とは呼ばず「山菊」と読み替えられて大物の仕立てが目白押し、ちょうど開花時期が揃ったものが展示されてはいるが、花名を見ればどこも同じであることがわかる。
仕立て方も模様木仕立てや木・石付け仕立てが大半で、直幹仕立てが見当たらなかったのは少々残念だった気がした。
先月の始め、名古屋城の菊花大会を見学してきたので盆栽菊に限って紹介します。
ここでは小菊とは呼ばず「山菊」と読み替えられて大物の仕立てが目白押し、ちょうど開花時期が揃ったものが展示されてはいるが、花名を見ればどこも同じであることがわかる。
仕立て方も模様木仕立てや木・石付け仕立てが大半で、直幹仕立てが見当たらなかったのは少々残念だった気がした。
この季節は苗づくりと土づくり中心の作業が続き、菊花展のことばかりが頭にちらつきます。
小菊盆栽作りは奥が深いもので、やればやるほどむつかしくなります。
それでも菊花展を見学の皆さんから称賛の言葉を貰うと嬉しいもので、次回こそは良いものをと努力目標ができます。
しかし、その技術には上には上があるようで、かつての名人及び先輩方の作品に出合うと心がうたれます。
これまで拝見してきた作品の一端を紹介しますので、菊愛好家の方々の技術研鑽の参考になれば幸いです。
このリンクでご覧いただけます。
途中で手を抜いた鉢の花が満開です。
小菊盆栽の開花の仕方は1枝1花が原則と教わりましたが、咲いてみるとこれも風流です。
知り合いのお寺で展示したいというので持ち込んだところ、菊の盆栽は珍しく参詣者からの称賛の声があったと聞きました。
でも、仕立てをしたわけではないので複雑でした。
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菊花展の鑑賞は身近なところから始めてみました。
この日は先月末、新聞で報道された御前崎市の「ひらさわふる里公園」を訪問しました。
菊で形どった富士山と五重塔の大作を中心として、約250点を展示されているといいます。
小菊盆栽も大物で、「創作仕立て」とでも云ったらいいのか、自分の思いとは少し異なっていましたが、見学者にとっては楽しい植え込みとなっているようです。
会期は明日11月6日まで
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さて、今年も遠出をして菊花展の鑑賞をしてきました。
いうなれば、これが楽しみで花を作っているようなものでもあります。
選んだ先は「湯島天神」、東京です。
街をあげての菊まつりを感じましたが、行った日は雨模様、しかも早朝とあって人出も少なく閑静な境内でありました。
大菊は新花でしょうか。
はじめて聞く花名が多く気になりました。
地元の小学校が作ったブースもありました。
早朝から先生が花なおしをしています
小菊盆栽は模様木、石付きが多く、直幹が少なかったような気がしました。
今回初めて訪れた湯島天神は梅の咲く時期が最も人出が多いとか。
それでも菊花の展示は見事なものでした。天気が良ければ多くの人で賑わうはずです。
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思わぬことから菊花展のお手伝いをすることになりました。
主に受付作業を担当し持参する作品を目の当たりにして、まさにハイテンションの自分がありました。
(続々と並べられる出品作品)
受付後は審査となり、会場への立ち入りはできません。
終了後、入賞作品を見ながら審査員からの講評を聞くことができ、目から鱗の学習を実際の場で体験し、作品の良さに、ため息ばかりでありました。
菊花展のお手伝いは、まじかで愛好家の菊を見るチャンスでもあり、作者とも話をする機会となりました。
まず作品を見る限り、その丹精に感動。
手抜きなど到底考えられません。
中には審査前の花なおしで、やり残していることがあったというのは本人にとって大変不幸なことです。
審査の講評で小菊盆栽で選外になった模様木は、審査員によって枝の屈曲に使われた針金が残っているのを見出されました。
ベテランでも大会ともなると、その場の雰囲気で起こりうることなのでしょう。
オリンピックと同じで、会場にいたずら好きな魔物がひそんでいるのかもしれません。
直幹仕立では作者の方が「少し前傾に仕立てている」といってましたが、審査の講評ではこの思いとは逆に、まっすぐであることが条件のように指摘、さてどちらがよいのか。
個人的には枝の仕立てや鉢とのバランスでどちらでもいいのではと感じましたが、いずれにしてもいい勉強になりました。
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三島市の楽寿園は今年で第64回目の菊まつりが開催されています。あわせて県展も行われているというので足を運んで見ました。
会場で、まず目を奪われるのが例年の目玉である城を型どった菊の大型盆景です。
今年は浜松城が主役です。しかし、菊の方はまだ満開には至っていませんした。それにしても大きい見応えのある盆景です。
さてお目当ての盆栽の展示を探します。
ここでも大半は模様木仕立て、この時期になると花が一斉に咲き出し、花の種類の特徴がわかります。
今年はこれで3か所の菊花展を巡ってきました。それぞれ会場ごとに特徴があり、とりわけ小菊盆栽を中心に見聞を広めたところ、来年への課題も見つかりました。
詳しくは29年の作業で紹介していきたいと思います。
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