序盤、中盤、終盤と分類し作業をわかりやすくする。
菊づくりに興味を持った方から「初めて作りたいけど、これから何をしていいのか」と聞かれます。
その際には「まず苗を手に入れることですね」と応えます。
あとは鉢に移し替えて、施肥をして水やりを忘れず育てれば花が咲くのを待つだけです。
しかし、小菊盆栽として仕立てるとなると、様々な作業工程を経ていく必要があります。
下記の表は既に小菊盆栽を育てている経験者のための作業暦ですが、初めて作る人は3月から開始。
まずはこれまでの作業の進み具合を点検し、暦に従い苗を育てていきます。
来年用の花作りの作業工程を序盤、中盤と掲載してきましたが今回が終盤です。
中に三幹というのがありますが、来年三幹仕立てをしてみようと思っているので加えてあります。
(三幹「黄虎」名人武井康守氏作品）
今年の秋に咲かせる作業と平行して、来年用の苗作りをしていきます。
既に７月までの作業一覧を紹介したのでその後半を掲載します。
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５月の作業に来年用の苗作りの挿し芽を紹介しましたが、初めて作業をする人にはわかりにくいと思いますので表にしてみました。
この作業は、あくまでも来年の花つくりに必要なものです。
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