実生の楽しみ
2023年2月26日 (日)
2022年12月15日 (木)
実生栽培の実際
2020年より実生栽培を試行し毎年開花に至っています。
今年も花ガラを見るたびに挑戦してみようかなと思います。
2年やってみて案外簡単だということがわかりましたが、自分の思ったような花色を出させて定着させがるまでには数年かかるようです。
2020.1月試行をはじめて3月種まき後に出来たのは➀の写真。
2021.11月には色を考えて人の手で交配したところ②の花が咲きました。
その両者の苗を育てたのが2022.11月の③の写真です。
今年は③の花ガラから種取をするものと➀と②の苗を育てて色を落ち着かせていこうと思います。
前途は多難ですが、菊づくりのもう一つの楽しみでもあります。
➀
②
2021年3月30日 (火)
実生苗の現状と植え替え
昨年の12月17日に蒔いた小菊のタネから1月には芽が出ました。
無加温のフレーム内で寒中であっても、ささやかな芽が元気な双葉が育ち、先日植え替えました。
よく見ると同じ時期にひとつのポットに種を蒔いて、芽が出たものが植え替え前の状況です。
先日植え替えの時には、芽の大きさがまちまちです。
小さなポットは生存競争が激しいから、本当は間引いて2.3本を育てればいいのでしょうが、本来の目的は他の苗と交配している場合がありそうなので、すべて植え替えとしました。
これより施肥をして、来年用の親木になるよう大切に育ててみます。
「葵の輝き」は黄色の花ですが、もしかしたらオレンジかも?
(植え替え前の実生の状態)
植え替え後の苗「葵の輝き」
2021年1月29日 (金)
実生の芽が出た!
2020年12月23日 (水)
種をまく
2020年12月21日 (月)
実生から育てた花
2020年4月10日 (金)
実生栽培の結果
2020年1月11日 (土)
実生栽培の試行
2019年11月30日 (土)
もひとつの楽しみ
開花してから一か月がたち、菊花も終番になりました。
ちょうど里におりてきた紅葉と季節の花が入れ替わり、後は来年用の苗作りへと準備を進めて行きます。
その前に花殻の処理、道具の手入れ片づけなどこまめにやることは山積していますが、この時期が一番感慨深い時です。
実は3年前からのもうひとつの楽しみがあります。
2016年11月小菊の花の交配を試み、翌年5月できた実生で苗を育てて見たところ10月末には交配した花とは違う花が咲きました。
同年出てきた冬至芽をさらに翌年春に挿し芽をして苗を育て2018年10月開花を待ちました。
咲いた花は2017年秋に咲いた色と同じです。
再び冬至芽を挿し芽にして育てた苗は、今年念願の同じ色の花が咲いたのです。
交配から3年にして花色が定着し小菊の新花が生まれました。
かけ合わした花は早咲きの黄色と丁子の赤色で、できた花は花弁にオレンジの縁取りがあり、全体がオレンジより薄い黄色です。
自分の勝手な思い過ごしかもしれませんが、来年同じ色のものができれば新花として花名を命名したいと思っています。
今年は白の花と赤をかけて育てているので、どんな花色が生まれるか楽しみです。
2017年6月 8日 (木)
もう一つの楽しみ
水やりのことを書こうとしたら、天気予報で梅雨入りが宣言されました。
明日からは菊に水をやる必要がなくなるので、いまさら書く理由が見当たりません。
そこで、気になっていた菊づくりのもう一つの楽しみを紹介してみようと思います。
実生苗に花を咲かせてみようという試みです。
去年咲いた小菊盆栽から種を採集し、今年の春蒔いてみました。
芽が出たのは4月末のさし芽のころ、どう比較しても種の方は芽で、挿し芽は苗です。
しかし、生長具合は種類によっては挿し芽苗を追い抜いてしまったものもあります。
これなら立派な花が咲くはずです。
虫たちによって交配されていた種は、いったいどんな花が咲くでしょうか。
別の楽しみ、期待がここにあります。
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