菊用具、資材
2022年5月23日 (月)
2022年5月 7日 (土)
落ち葉の収集と腐葉土つくり
いろいろ試行錯誤の末、腐葉土は例年ドングリの落ち葉を利用して作っています。
菊づくりの先輩たちはこぞって秋の大会が終わり冬到来となると落ち葉拾いだといってましたが、これは彼らの作業日程であってそれほど意味を持つものではありません。
まずは落ち葉を拾うことから始めます。冬には枯葉が舞い散るので収集は楽です。しかし、5月は椎の系統にも落葉が始まるのです。
この落ち葉を集め毎年腐葉土つくりをしています。
雨風に叩かれ吹かれて既に腐葉土らしい土くれが表面に残っているものがあります。
5月の落ち葉はこの時の枯葉を収集するのです。
作り方はいたって簡単。用意するものは落ち葉、米ぬか、発酵材などで、集めた落ち葉を水に漬け、コンポストなどで米ぬか、発酵剤と混ぜたものを積み重ねて発酵させます。
この枯葉を発酵させることで腐葉土とします。
この作業で完成したものは来年の菊づくりに使うのが最適で、もちろん発酵が進んでいれば秋には使えるかもしれません。
2022年4月27日 (水)
仕立て箱を作る
ポット苗からの植え替えはできるだけ早く行うほうがいいようで、せいぜい1週間程度を見ておきます。
発根が進んでいれば小鉢や木箱へ移します。
木箱は大きく作っておきますので、4隅に区切りを入れて苗の生長に伴い外しておきます。
さてその木箱ですが、鉢よりは大きく頑丈に作ります。
すでに先輩方からいただいたものがあるのでそれを参考にいくつか予備を作っておきます。
仕立て箱の大きさは、木の箱では 縦25cm×横36cmx深さ10cm程度の箱が適当です。
もし発砲スチロールの箱を使用する場合は箱の大きさは同じ位で良いが排水の穴を大きく取って排水を良くして使用します。
うまくできなければ同程度の大きさのプラ鉢でも構わないけど。
2018年7月29日 (日)
止め肥の実施
これまで肥料切れのないのように努めてきましたが、月末までに乾肥を施し最後とします。
以後はハイポネックスの液肥だけを与えていく予定です。
施肥をすると根が動き出し葉が大きくなり、芽も伸びて花は大きくなっても開花が遅れ花持ちが悪くなるというからです。
名人のなかには止め肥後は9月の本摘芯まで一切施肥はしないで、水も控えて木がやせて硬くなり、花芽分化、着蕾が充実するよう管理するという方がいます。
その管理とは、着蕾し始める9月中旬に肥料抜きと花色を鮮明にするためPK液肥を水代わりに掛けるというのです。
大菊の場合は最後の施肥を「止め肥え」と呼び、8月25日前後に追肥をし、早咲き花は早くに、遅咲き花は遅くに止め肥えを行います。
大菊は花芽分化が8月20日前後ですので、9月上旬には蕾が出てきます。
このころに施肥をして窒素過多にすると、開花にすこぶる悪影響を起こすというわけです。
いずれにしても適時に止め肥を実施することは、開花にとって重要なわけあり作業であることがわかりました。
(ハイポネックス:1000倍液にして使用)
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