「遠州の文化人」墨華堂エッセイ集

 たまたま図書館でこのタイトルに興味を惹かれ手にしてみた。
 冊子は今年8月に個人の方による出版物である。
 著者は墨華堂主人村越房吉氏、発行者は大谷洋介氏である。
 二人の共通点は地域の古書古美術に造詣が深いことで、大谷氏が村越氏からいろいろ教わったという。
 本書は村越氏が過去に付き合いのあった文化人に関わるエッセイ集であり、かねてから大谷氏が文を残すことを依頼していたものらしい。
 冒頭に大谷氏の序があり、その経過を紹介している。
「村越さんのお人柄から酒脱な文章で、私が前々から聞いてきたことが、今更のように思い出されました。この随筆集を私だけが楽しんでいたのでは、かつての浜松の文化人と言われた人達が忘れ去られてしまう・・・」
との危機感から発行に及んだとのことである。
 目次には高橋佐吉翁、画家間山龍明氏、俳人相生垣瓜人の名が見える。
 なお本書は誰にでも読めるような大文字サイズで印刷されており、高齢者にはありがたい。
 さらに著者が「古書古美術」の専門家のため、エッセイ中で「にせもの横行」の記述がある。
 愛好家の方にとっては必読の書となろう。
Ensyunobunkajin
A5判 P55仕様

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2021.10.10

パセリに大挙、アゲハの幼虫

 これで何匹目だろうか?
 パセリに虫が大挙し、育ての主を無視して食い漁っている。
 最近、パセリの成長著しく、ハーブ類だから虫も付かないだろうと思っていた矢先にこのありさま。
 パセリに元気がない時は虫もつかないとおもっていたが、その頃しっかり卵を産み付けていたのだ。その犯人はアゲハチョウだ。
 幼虫は無農薬栽培をいいことに、パセリの生長を待って出没した。
 姿が見えればこちらのもので幼虫には早速お暇してもらって、夕餉の食卓でパセリは立派に主役のわき役を務めていた。
 Yocyu

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2021.10.08

笠井町の歴史を知る一冊「「笠井の歴史と榎吉家の系譜」

 先日、笠井報徳社から「笠井の歴史と榎吉家の系譜」という冊子が送られてきた。
 以前、笠井報徳社の池田充義氏から系譜をまとめていると聞かせれていたので、そのことを思い出し合点がいった。
 これまでにも笠井の歴史の出版物が数ある中で、今回「榎吉家」の系譜を加え裏付ける歴史年表としたことは、歴史音痴の私でも物語風に読み進むことができ、あたかも笠井の過ぎ去りし日々を再現するようで一段と理解と関心を深めることができた。
冊子を編纂された関係者の皆様には大変に意義のある活動だと敬意を表したい。
Keifu-enoyosike

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2021.09.20

キジバトひな誕生、これからどうなる

 先日の台風の最中、キジバトの親が見えなくなった。
 東風の雨が降り続くので気になり、玄関から樹上の巣を眺めたら親はいなかった。
 そのうち巣の上の枝が揺れたかと思ったら、たまっていた雨が一息にどさっと下へこぼれ落ちた。
 枝には親がのっていて巣へ戻って来たのだ。
 巣の中にはヒナらしきものがみえるが1羽なのか2羽なのか不明。
 間違いなく生まれていた。写真には1羽がカメラに向いて写っている。
 これで心配のタネが消えた。
 しかし、ヒナになってから2週間足らずで飛び立つというから来週にはいなくなってしまう。
 それを思うと淋しい気持ちになるのは久々の感慨である。
 Kijibato219

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2021.09.19

ひまわりの光と影

 ひまわりとは「向日葵」とも書き、陽に向いて咲く花である。
 それが黄昏時に撮った時、写真のとおりの影となった。
 夕刻迫る時間であり陽に向かって咲くなら、西から撮ればとれば夕映えに生えて輝くはず。
 この写真ではまさに逆光となり、花びらだけが光を通している。
 葉が枯れてもいないのに、まるで夏の終わりを告げているようだ。
Himawarikure

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2021.09.17

住人戻る(キジバト)

 5年前我家のヤマボウシの枝に巣を作って卵の孵化をしていたキジバトが、今戻ってきている。
 といっても以前と同じ住人というわけではない。
 今年は夏前に巣が別々の箇所に2つ作られていたので、営巣するのかと期待していたところ、それっきり姿を見せることはなかった。
 放置された巣はどう見ても中途半端な出来栄えで、強風が吹けば飛び散ってしまいそう。
 そのうち妻の入院でそのことを忘れていたが、退院して帰ってきた日、ふと玄関わきのヤマボウシに眼をやった時じっと声を発てずに尻を見せている鳥の影があった。
 以来キジバトはすでに2週間以上営巣し雄雌交代で卵を温めている。
 それまで一人住まいで話すこともなかった我家に今は専らキジバト夫婦の話題で話が弾んでいる。
 Kijibato21

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2021.09.04

だるま市の開催・運営に区長賞表彰の記事

 中日新聞9月3日付け朝刊に「笠井だるま市伝統さらに」のタイトルが踊っていた。
 例年正月10日に地元笠井観音で開催される「笠井だるま市」が浜松市の眼に留まりその活動に対し賞が与えられたのである。
 毎年工夫を凝らし、とりわけコロナ禍における開催には運営者の英知を絞り無事開催することができたことやこれまでの実績が評価され表彰に至ったものである。

2021.9.3中日新聞朝刊掲載記事

Kucyosyo
2021.1.10だるま市風景
2021drumaichi

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2021.08.31

後姿が淋しい雨蛙

 コロナ禍と連日猛暑が続く8月は日中戸外を出歩くこともなく、ひっそりと我が家で過ごす。
 菜園の水やりは早朝か夕方と決め、天を仰いでは「そろそろ雨でも来そうなものだが」とぼやいている。
 この日の早朝、大樽の汲み置き水の蓋をとったら、縁の割れ目に一匹の雨蛙が座り込み外の様子をうかがっている。
 雨が降らない日々を悔やんでいるのか、仲間はどうしているのかと所在を気にして後姿が淋しいようにもみえる。
 でもこの場所は暑さは届かないし、水はたっぷりある。
 しかも気が向けば自由に樽の中を泳ぎ回れるいたって快適な環境にある。
 淋しいどころか、絶対他人には渡すことができない雨蛙の縄張りにもなっているはずだ。
 主人はそんな思いには興味はなく柄杓を手に取って早速野菜への水やりを敢行。
 雨蛙は飛び降り、草むらから大きな眼で恨めしそうに主人を睨む。
 柄杓から毀れる水滴を頭に被りながら主人の動きにリズムを合わせ、雨蛙は勢いよく大樽に飛び込んだ。
 雨蛙の縄張りはご主人様の行動とは関係なく健在であった。
            
 Usirosugatanokaeru

 

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2021.08.10

笠井屋孫右ヱ門さんちの徳利

 コロナ禍でどこも、祭・イベントが中止となり、最近では撮りだめした写真を眺めては慰めている。
 桜が咲くころにはあちらこちらで祭りが催され、中でも旧大須賀町の大祭は楽しかった。
 撮った写真はその様子を物語っていた。
 その中に街道の店先を撮った一こまがある。かねてから気になっていたが町名の入った「笠井屋」という徳利が写ったものである。そこで暇に任せて調べてみた。
 今ではWebでなんでも検索できるので、早速試したところ、地元商店7代目の店主さんがこのことを書いていた。
 店名の由来を店主のページから引用させていただくと・・・・・ 
「水道工事で店先を掘り起こしたところ、江戸時代・安政年間に建てた家の基礎石が出てきました。言い伝えによりますと、笠井屋の初代・孫右ヱ門は赤佐村(浜北市)の出身で、何かの理由で村を出て、ここ遠州横須賀にたどり着きました。そして三熊野神社前でついに力尽き、行き倒れとなっていたところを「かどや」さんに助けられ、握り飯2ヶをいただいたそうです。そして「お前はどこから来たのか?」「赤佐村から」「どこを歩いてきたんじゃ?」「笠井街道」「そうか、それならあそこに一軒空き家がある。あそこで“笠井屋”と名乗って住めばいい」と、言ったとか・・・以来7代にわたって、ここに住み続けているわけなんです(笑)」
 さらにつづけて
「この「基礎石」の話は、今から30数年前、店を「タタキ」からコンクリートにした時に、話は聞いていましたが、見るのは初めてでした。
 ひょっとすると、安政地震で建替えた以前の家のものかも知れないとのことでした。(現在の家は基礎の一部を安政4年に、明治40年には間口4間半の総二階に大改築、今の家の姿になりました)」
 徳利の由来は「笠井屋は戦前までは「山伍」の酢を販売していました。これはその当時の通い徳利です。」
 なるほど酒ではなく酢が入っていた。 明治時代~昭和30年代まで、笠井屋は漬物問屋を営んで山五の酢や鳩居堂のお線香などを販売していたというが、今では店内がお茶碗屋さんのようでもある。
 この街並みにあって、この店構えは横須賀の歴史の長さを感じさせ祭の賑わいには必要不可欠な存在で、ぜひとも後々まで残っていて欲しいものだ。
 以上調査の結果、徳利の店の名は「笠井町」とは縁もゆかりもなく、孫右ヱ門さんちの歴史のひとこまであったようである。
Kasaiya

 

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2021.08.07

スズムシは我家の夏の風物詩

 振り返ればスズムシとの付き合いは5年前に遡る。
 我が家の風呂場の窓越しに聞こえてきたことが興味を持った始まりであった。
 隣家で飼っていたのか夏の夜の風物詩を奏でていた。
 ところが翌年には聞こえなくなり、あるものが無くなると淋しいものであるから、どこかで手に入れようと考えた。
 それに気づいたのは2年後の夏である。
 たまたま北区細江町でひょうたんの展示会があるというので、その会場へ訪れたとき目にしたのがスズムシの入った虫かごであった。
 これをきっかけに毎年夏になると出かけて行って買ってくるのである。
 買わなくても孵化させて育てればと思ったが、これは素人の浅ましさ。未だにそんなことは実現できていないから買いに走るのである。
 これこそ年に一度の我家の風物詩になったわけだ。
 そんなこんなで虫かごは家の廊下の暗がりに安置され、いまか今かと毎日鳴き出すのを心待ちにしている。
R3suzumusi
詳細はカテゴリー「スズムシ」でお楽しみください。

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«ことしも開催 笠井観音盆供養会