田舎暮らしと定年後
台風一過のせいで、県内の山間部も秋らしくなり、山栗が道路にもはみ出して落ちていた。
先日、古い友人から自分の山へ来ないかと誘われ、山中をめぐる機会を得た。
地所は標高500Mにも満たない山懐にあり、鬱蒼とした林道から四駆車の軽トラで入山した。
この辺は杉の樹林帯で陽があまり差し込まないが、ほっとけば草が繁茂する。しかし所有の地所は下草刈りがされていて、樹の先にはつるはなく、よく管理されているとの印象を持った。
ところどころに切り倒された木があった。切っただけで植林をするなどの予定はない。
今、自分ひとりでやれることはそれで精一杯だという。
一見、退職後は田舎暮らしで山の生活も良く見えたのだが、
先祖代々の山を引き継いだ者にとっては、興味半分、趣味半分の心構えでは決してできるものでない、
地元の森林組合とともに山の管理をしていく決意が必要である。
退職後の生活は大変である。
古い友人の彼はその方向へ変わろうとしている。
興味半分で見ていた自分を少し反省している。
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