鹿島山から大鈴山
少しばかりの体調回復と健康管理のため、久々にこの山へ行くことを目指した。
往復に要する時間数は3時間程度で無理のない行程である。前回の山行では成り行きで和市~鹿島山~大鈴山~平山明神~峠~和市の縦走コースをとった。おかげで下界に降りたったときは夕方になりかかっていた。
今回の場合はその勇気も体力もないのでタイトルどおりの行程にした。
「大鈴山」の山名は大人しそうで響きが軽やかである。
案外、楽に行けるのではとの思いもあり、臨んでみると最初からの急坂30分は久しぶりの山歩きではきつい。
上りきれば尾根筋に出たのかと錯覚するほど平坦なところの左側に大岩が鎮座し、鹿島山の頂上を表示している。
途中水場があったが、湧き水ではなく沢筋を流れるものと思い、飲むのをためらった。
尾根筋を行けばやがて下り、さらにつげの樹林帯を抜ければ再び短い急坂の登り、大鈴の頂上は近い。
あえぐほどの登りではないが、ブッシュを抜ければ開けた頂上で東方面の見晴らしが広がる。
その右方は、愛知県の名峰、平山明神山が屹立している。
左方に眼をやれば、佐久間ダムの源流部分の日本ヶ塚山方面が一望。
北方面は頂上の樹林の影で茶臼山の山塊が見えないのはおしい。
下山は同じ道を戻る。思った以上に早く下ることができた。
一組のカップルに会った程度の静けさだったが、平山明神まで行ってもよかったかなと悔やむ山歩きであった。
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