流鏑馬
全国各地で行われる神事だが、愛知県豊川市にある砥賀神社でも毎年5月3日、4日の両日にわたり行われる。
毎年楽しみで写真に収めてくるが、なかなか流し撮りでは気にいるものがない。
神事は本番が5月4日のため3日は予行演習となる。
それでも主役の流鏑馬に乗る騎児は、主に小学生高学年から中学生で、疾走する馬上で両手を広げ布引をなびかせ本場さながらである。人出も多く歓声が上がる。
今回は自分の撮る位置の」前後に若者が陣取り、写真の専門学校か高校の部活だろうか。疾走する馬の砂埃をあびて興奮気味であった。
祭りが終わってその一同が先生と思しき人のところに集まってきた。その先生の話声が聞こえてきた。「シャッター速度はどのくらいで撮ったのか?」と。
やはり、彼らも流し撮りの練習かと思われた。
彼らの撮った写真にどこかでお目にかかることがあるだろうか。きっと、感動していたようだから、写真にもその思いがこもっていることだろう。
祭事は彼らの興奮のとおり12頭の馬がそれぞれ3往復した。その情景は大変勇壮であった。祭りが終われば、もう夏近しだ。
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