今年のソバ畑
今年も蒔く時期を1週間遅れましたが、花は忘れないで咲いてくれます。
台風が今のところ来ないので花は元気に直立して爽やかさを風に贈ります。
ところで2年前、夕方のソバ畑はなんとも言いようのない美しさがある。
この情景はどうすればいいか。?とブログで書いたことがあります。
写真が一番ですが、表現方法として漢詩はいかがだろうかと。
白居易の「村夜」は、秋野を通り抜ける少し冷え冷えした風の中に、草々が揺れる様とともに、夜陰の中に白く冴えるソバの花が見事に描かれています。
お気に入りですので、今日の我が家のソバ畑とともにご鑑賞ください。
(残念ながら写真は夜ではありません。この時間は月をみながら一献いただいていますのであしからず)
村夜
詠み方
霜葉蒼蒼虫切切 霜葉は蒼蒼として虫切々
村南村北行人絶 村南村北 行人 絶ゆ
独出門前望野田 独り門前に出でて、野田を望めば
| 固定リンク | 0
「家庭菜園」カテゴリの記事
- パセリに大挙、アゲハの幼虫(2021.10.10)
- 夏の朝(2020.08.12)
- コンニャクイモの出現(2020.08.10)
- シジミチョウ来る(2020.06.23)
- 葱坊主とアゲハチョウ(2020.04.23)
「そば」カテゴリの記事
- 雪の如しソバの花(2017.09.30)
- そばの花と木喰上人の歌(2022.10.10)
- おひさまの舞台(2011.09.21)
- 黄昏のソバ畑(2010.10.26)
- 今年のソバ畑(2010.10.11)
コメント