田園のアリア西尾麻衣子
いよいよコンサートの日(10月21日)が近づいてきた。
既に下記のとおり紹介させていただいたが、その主役の声を、今月はじめの農作業中に畑で聞くに及んだ。こんな光栄なことはめったにないことだ。
私の畑は西尾舞衣子嬢の実家のすぐ裏手にあり眼と鼻の先というべきか、そのため声はよく聞こえる。まして風向きが違っても聞こえてくるから、やはりのびのある響きなのだろう。
曲名は忘れたが初めはCDが風に乗って流れてくるのかと思った。
きっと家族の方がCDでも聞いているか思ったが、声はまさに重厚でしかも張りのある?のびのある?まあどっちでもいいけど、暫く鍬を持ったまま立ちすくんでしまった。
やはり自然の風に乗って流れてくる声は、音楽音痴の人間でも聞きほれてしまう。
ミレーの「晩鐘」ではないけれど、神への祈りをする農夫を自ら演じているような気になった。絵画と違うのは鐘はなくアリアであり、ちょうど畑には蕎麦が満開で、流れる歌に秋風とともに揺れている光景である。
話はだいぶ反れてしまったがコンサートにはぜひ多くの方が足を運んでいただきたい。
最後に一句
「ひぐらしや西尾舞衣子の歌の冴」
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