新緑の鳳来寺山へ
新緑の良い季節となったこの日5月5日、愛知県新城市の鳳来寺山を目指した。
もちろん山歩きである。だが今回は病後とあってどこまで歩けるかなという不安が憑きまとう。
普段、平地を歩いていればさほど体力の衰えを感じないが、階段を上がるとなると動悸が高まるのを覚える。
鳳来寺は明神山に似て火成岩などから出来ていて、自然の風化侵食作用により複雑で険しい地形が出来上がり、山岳修行の霊山として栄えてきた。
今回は、門谷集落の表参道から杉の巨木が周囲を取り囲む中を1425段の石段を登って鳳来寺本堂へ。本堂から奥ノ院を通って鳳来寺山頂をめざすルートを選んだ。
行き交うのはこども連れの家族が目立つ。普段着の軽装から重装備までさまざま、自分はそのどちらでもない。
帰路はコースを変え、馬の背展望コースを下ることにした。久しぶりに西側の尾根から境内を眺望しようというものだ。
展望台からの見晴らしはよく新緑の山中から顔を出しに本堂から頂上駐車場まで望める。だが、行程は決して楽ではない。
下りの道は仁王門まで続く。途中2箇所ガレたところがありルートを間違えそう。
赤テープの目印を付けておいてくれると助かるが、このままでは登山者へはお勧めできない。
先日明神山で鉄梯子から落ちて死亡との記事が出ていた。山歩きの面々には辛い記事だった。
一段と高齢者の山への楽しみはハードルが高くなるだろう。
整備が進むことを期待したい。https://romance.cocolog-nifty.com/photos/houraiji/
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