青春商店街
この連日の暑さのなか、豊川稲荷の参道を片影を探しながら縫うように歩く。
しばらく行くと、道脇の左右の柱にはちらりほらりと「青春商店街」と標されている。
何所といって変わった商店街とは思われないが、この標しは何を物語っているのか。
一部の建物は昭和の時代のものと見受けられるから、このレトロ風の建物を言うのか。
壁面の空きスペースにはホーローの看板が打ちつけられている。
看板のスターは松山容子、黒い花びらのえーと誰だっけ?蚊取りは金鳥など等、これを知っているならその方の青春時代だというわけか。
どうも、この商店街は昭和の商店街でなおかつ、青春時代を呼び戻そうとしてくれると言うものらしい。
店を覗いてみるが、買いたいものがない。
商品は並んでいるが買えるような自由な金を持ち合わせていないというべきか。
それでもしっかりと青春を只で貰って、胸に仕舞ってきた。
帰りの電車は青春歌謡の一節が頭を過ぎった。
”赤い夕日が校舎を染めて・・・♪
ちょっと虚しい撮影行でありました。
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