寺野ひよんどり
1月3日 鳳来寺山の田楽奉納を見た帰り、浜松市北区引佐町へ寺野ひよんどりを撮影しようと廻った。
地図でみれば最近開通した三遠南信道を利用し、寺野インターを出ればすぐである。だがその出口はなかった。浜松方面からだけが許されていたのだ。
仕方なく終点の浜松引佐JCTまでいくしかない。一旦戻り案内ノボリを頼りに山間地へ入る。
14時過ぎ、既に始まっており、多くの人が伝統の祭礼を見守っていた。
「寺野ひよんどり」は松明の火を乱打しながら鬼が舞うという勇壮な場面で知られている。
笛や太鼓に合わせて豊作や無病息災を祈って踊る素朴な舞も味わい深い。
地元伝承保存会が受け継いでいる行事で、厳しい冷え込みの中を暖をとりながら鑑賞できたのはありがたかった。
※1月31日付中日新聞の発言欄に当日のカメラマンの態度について触れていた。
撮影する際は気配りを忘れずにと題し
「昨年も、今年も残念に思ったことがある。カメラマンたちのマナーの悪さである。前席をほぼ独占しクライマ ックスを迎えると立ち上ってシャッターを押す。中には立ったまま座ろうとしない人もおり後方で鑑賞する人たちにとって迷惑なことだ。・・・周りにはたくさんの観客がいることを忘れないでほしい。少しの気配りで皆が楽しむことができるのだから。」
この日私も見に行っていたので、この意見にはまったく同感である。後ろで見ていたが、あのアングルならズームで後方から十分撮れるはずだ。写真愛好家の皆さん、他のカメラマンにも迷惑になることもあるのでお互いに気をつけよう。 (写真右側:寺野地区を抜ける三遠南信道)
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