青島千恵子写真展「彷徨」開催近し
写友である青島千恵子氏が再び東京、大阪のNikonSalonで写真展を開催する。
テーマは前回同様「光る音」シリーズの続編で今回はNewYork彷徨と題する。
同氏がかつて写真集「光の音」を出版したとき、写真家土田ヒロミ氏が青島氏の作品を評して上梓のことばを寄せていた。
「彼女は一体何を写そうとしているのか?写真が捉えているイメージは、とらえどころのない混乱が投げ出されているだけに見える。雑然とした日常生活の家屋の周辺に視線が集中している。・・・・彼女によってかすめとるように撮られた写真には意識的にデザインされたものよりも、生活者の無意識の領域さらにいえば文化の様式が表徴化されて浮上してきている」と。
今回の作品もこれまで同様のスタイルを見せ付けることだろう。
先日ルミナリークラブの例会でお会いしたときに撮影エピソードを聞かせていただいた。
3年前に女一人旅でアメリカニューヨークに5回行った。
カメラはもちろんフィルムのコンタックスアリアを愛用し、ゆきあたりばったりの無計画な旅となったという。
こんな彼女の作品展がニコンサロンで開催されるのだが、彼女の撮影スタイルを思い浮かべると、どんな写真展が展開されているのか今からわくわくする思いである。
写真展の詳報は下記案内を参考にぜひご高覧くだされば幸いである。
2013.8.6(火)~8.17(土)10:30から18:30(最終日15:00まで)
新宿ニコンサロン
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