木戸をあけて
愛用のニコンのカメラを持って外へ出れば、冷たい風が初冬を演じている。
ある邸の裏木戸は、落ち葉が客を彩りで送り迎えている。
まもなく傾き始めた秋の陽は、静寂な庭に木々の影を落し,次に来る舞台を作っている。
木戸を見たとき、ふと小椋桂の”木戸をあけて”を思い出していた。
写真と歌詞の情景は少し異なるものの、少年がひとり夜に出れば家出は遠い旅へとつながるだろう、と。
自分の少年時代と重なった。
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