シマシマのライオン
梅雨が明けたら底抜けの青空が見えてきた。
この日は祝日のため動物園を訪れる家族連れが多いせいか、動物たちの動きも弾んでいるように見える。
午後近くになって大型動物の園舎に来ると、気温が上がったせいか動物たちのテンションも下がり始めている。
ライオンの頭上には燦々と、いやギラギラと太陽の光が降り注いでいる。
ライオンはのっそりと歩きながら日陰を求めた先には、ささやかな木製の屋根があった。
待望の日陰に腰を降ろし息をすると、体に映った簀子の影が波を打つ。
シマシマのライオンになっていた。
(豊橋市 のんぽいパークにて)
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