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2016.02.12

愛知県二川宿

 JR東海の下り列車に乗れば、豊橋駅のひとつ手前の駅が二川である。
  かつて宿場町として賑わった二川宿が残っている。
 近年町並みが整備され、折からの季節に因んだひなまつりにあわせて、それぞれの軒先につるし雛が飾られている。
 その中核となるのが二川宿本陣資料館だが、江戸情緒を体感できる貴重な施設で多くの観客で賑わっていた。
 一歩街道筋から外れると、奥行きのある町屋のなごりが現代の生活空間へと続いている。
 旅籠屋「駒屋」の小路は静かな佇まいがつづき、時折住人の姿が見うけられる。きっと近道にでもなるのだろう。
 この日、寒さに襟を立てて撮影していると、遠くから一匹の老猫がじっとこちらを睨んでいる。
 まるで「こっちへ来い」とでもいうように見えたので、近づけば同じ距離間で歩き始める。
 それまで気が付かなかった裏小路へと誘ってくれた。
 二川宿の路上観察となったことは言うまでもない。

Futagawa1m

Futagawa2m

Futagawa3m


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