ちる桜
三月下旬に開花宣言し、さまざまに楽しんだ花見はこの雨で散り果てだろうか。
先日は久々に陽が出てさくら日和となり、近くの公園に撮影散歩としゃれ込んだ。
市内に住んでいるのにこの公園に来たのは25年ぶりである。
どこにでもある公園と同じように散策コースがあり健康志向の老人たちの憩いの場となっている。
桜が咲いていてもとりたてて花見を楽しむわけでなく、あちらこちらで会話が弾んでいる。 季節の空気感を感じながら、それぞれが思い思いの時間を過ごしているようだ。
浜松球場に隣接する四ツ池公園の顔ぶれはいつもと変らないのだろう。
桜の木の下で老人が魚を釣り上げ、にんまりしている様子は印象的だった。
鯉も恋の季節か?
動きが激しく、取り残された鯉はただ一匹悲恋を味わっているようだ。
散策路には散る花びらでピンク色に染まっている。
思えば夢のふたむかしか。
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