蘇るシロクマ
庭の草むしりをしていると泥をかぶった物体を拾った。
水で洗ってみるとそれはシロクマのキーフォルダー付きマスコット時計であった。
所有者は妻であった。
数年前に落として以来紛失のまま、既にあたらしいものに買い替えたという。
「どうせ針が動かないから、今更いらないので処分して」
と妻に言われたが、マスコットのシロクマの目をみると、何とかして動ける状態に戻してやりたいとの気になった。
しかし、どうやって裏蓋を開け電池を取り替えるのか。
キーフォルダーは錆びついていて時計本体も治るのか怪しい。
今やネットは便利なもので、キーワード検索でいとも簡単に電池交換の仕方を知ることができた。拾った時計自体も高級品ではなく、すでに販売終了の商品であることまでわかったので失敗を恐れる理由はなくなった。
電池を一個300円で買い裏蓋を開ける。案外わけなく開く。あとはそっと電池を取出し交換するだけで、わずかな時間で交換終了。
これに気を良くして、自分の使わなくなった時計も電池交換を試みた。
「できた。簡単だ!」
この時計は10年以上前に時計屋から廃棄を宣告されたもので、いずれ電池を交換しても各箇所が摩耗しているので動かなくなるという代物。
早速シロクマ時計と同様の手順で進めると、針は動きだし時間も正確であった。
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