晩夏の森
いつもの浜北森林公園の散策コースに向かった。
このころの湿地帯は季節の移り変わりを感じ、好きな場所でもある。
これからはシラタマホシクサが咲き乱れる。今年こそは満開時にとの思いが強く公園情報ではすでに咲いているとのことだったので、暑い盛りではあるが足を運ぶ。
直射日光を避け木陰を探しながら行けば、吹いてくる風が冷たく心地よい。
目指す小さな湿原にはギボウシがまだ咲いている。これは観賞用のものと違ってミズギボウシではないか。葉がかなり細いし、白い斑も入っていない。目指すシラタマホシクサは見つからず、ほかに咲いている花も少なく湿原全体に晩夏の装いだ。
帰路再び木陰をくぐりながら戻るが途中逢うハイカーが少ない。
それでもベンチで休んでいると初老の男性から声がかかり、山歩きの話題で花が咲いた。
公園までは袋井市から来るそうで車で1時間を要すという。近ばの山の最新情報を含め意見交換をした。
花がなくてもこうしためぐりあいが楽しいときもある。
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