コスモス残影
遊休農地対策として夏は向日葵、秋はコスモス等を栽培して賑わっている市町村があちらこちらにある。
それが最近では見る影が薄くなってきたところもあるようだ。
自分の住む地域内にも一時大きくテレビ、新聞でも取り上げられたが、今ではその光景は見られない。
畑は地域のボランティアが中心になって管理していたはずなのに、今では全くその形跡が見られない。
雑草とたまたま風で舞ってきた種で咲いたコスモスの花が、さびしいそうに遊休地のほんの一部を埋めているだけだ。
やはり当時は補助金でも出ていて、金の切れ目が縁の切れ目なのか。
コスモスはほっといても咲くときは咲く。
歩きなれた川筋の土手には、少ないがコスモスが秋の陽を浴びて靡いている。
無理に人の手を加えない自然の方が心に残る光景でもある。
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