冬虫夏草を知る
冬虫夏草とは「トウチュウカソウ」と読む。
この年になって初めて聞いた草の名前だと独り合点していたら、実は昆虫に寄生するキノコのことらしい。
今週から浜北区の県立森林公園ビジターセンターで冬虫夏草の写真展が開かれている。
会場へ入ると甲虫オサムシの頭からオサムシタケというキノコが寄生している写真に驚かされた。ほかにもセミの幼虫に寄生しているものからアリまで。
名の由来は冬は虫の姿で夏に草(キノコ)が生えてくるからだという。どんな生物に寄生するかというと甲虫、ガ、セミ、ハエの幼虫、クモなどだとパネルで紹介している。
展示されている写真を見る限り、少しばかり怖く感じるし、生物の不思議を感じさせてくれる。自然現象はよく写真に収めているが、今回の展示は初めて目にしたもの。
またまた自分の写真の世界が広がったような気がする。
山野を歩くときは、きっと両脇の枯葉の下や土手の草の生え際に目がいく事だろう。
(セミの成虫に寄生したキノコ・展示パネルから)
冬虫夏草写真展
会場 浜北区県立森林公園ビジターセンター
日時 今月14日まで
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