逢魔時
梅雨だというのに久しぶりにきれいな夕焼けだ。
梅雨時だろうと日没時は黄昏時でもある。
この日夕刻から地元の初会合だ。
事前に盆の行事の件で役割分担が主な議題だと聞かされている。
会場へ向かう途中真新しい看板が眼に入る。
今晩の会合を告げているようにも感じた。
初会合であるからして、誰が誰やらさっぱりわからず、紹介して呉れないと分からずじまい。
しかし、そんなことはかまわずに会議は踊る。
たそがれとは「誰そ彼」の意から来たそうな。ほかにも逢魔時(おおまがとき)ともいうらしい。
いずれも「そこにいる彼は誰だろう。よくわからない」という。
今晩の会合はまさに怪しい人ばかりが集う黄昏であり、逢魔時であったようだ。
先が思いやられそうである。
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